Beagle House
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 気密性・断熱性

高気密・高断熱(以下、高高)をうたわないハウスメーカーはありません。セキスイハイムも例外ではありません。
高高であれば外気温の変化に対して室温の変化は小さいはずです。 セキスイハイムがどのくらい高高の家であるか参考になると思い、室温と外気温を測定しました。 また、結露の発生要因をつかむために湿度も同時に測定しました。

【我が家の仕様】
すべての窓は断熱性がよいと言われているハイカットアルプラサッシ(アルミ樹脂複合サッシ)です。

【測定場所】

【環境】
【測定方法】
リビング 冷暖房あり 夜寝る前の23時〜24時頃と朝起きた時の6時頃に測定。
夜から朝にかけての温度変化を観察してみました。
【リビングと玄関ホールを仕切るドア】
 冬:締め切り  夏:開放
玄関ホール 冷暖房なし。金属製の玄関ドアに面しており我が家で一番外気温の影響を受けやすい場所と思われます。
屋外  
2階ホール 冷暖房なし。 エアコンを使用していない自然の状態で温度を記録します。

2007年8月28日 温度変化をグラフ化 しました(2007年2月25日〜3月2日) 

【室温・外気温・湿度・結露の記録】

2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年
2003年
2002年
                   

2006年1月23日 新しい温湿度計を導入

温湿度計

温度と湿度を測定します。

温度(最高/最低)、湿度(最高/最低)を自動的にメモリする機能があります。

毎日、決まった時間にリセットすれば1日の最高/最低値を確認できます。

↓購入先リンク
デジタル温湿度計 ブルー O-206BL

デジタル温湿度計 ピンク O-206PK

温度計

室温と外気温の両方が測定できる温度計です。
上段が外気温、下段が室温です。

下の方に見えるひも(約3m)の先端をエアコンの穴などを利用して外に出すことによって外気温が測定できます。

室温・外気温とも最高/最低温度を自動的にメモリします。

↓購入先リンク
室内室外温度計 O-209BL

2004年6月1日追加
夏場、暑いと評判(?)のパルフェの2階の温度を記録することにしました。測定時刻は特に決めていません。

【結露について】
24時間換気を使うことでほとんど結露しなくなることが確認できました。

ハイムに住んで1年目(2002年)の冬は、「エアコン暖房+24時間換気ON」で結露はほとんどありませんでした。しかし、エアコン暖房だけでは「ちょっと寒いかな」という感じでした。電気料金もかなり高額になりました。

2年目(2003年)の冬は、エアコン暖房をやめて「灯油ファンヒーター」にしました。さらに「24時間換気のせいで部屋が寒くなるのだ」と考え、「24時間換気OFF」にしました。その結果、「寒さ」の問題は解決したのですが、結露が日常的に発生するようになりました

3年目の(2004年)の冬は前年同様に、エアコンをやめて「灯油ファンヒーター+24時間換気OFF」で暮していましたが、ある掲示板の記述を思い出しました。

「空気が蓄えている熱量というのはとても少ない。それよりも蓄熱式床暖などのように壁や天井・床などが温められて蓄えている熱量の方がはるかに大きい。だから、換気のために部屋の窓を全開にしても窓を閉めればすぐに元の暖かさに戻る。」

ということは、24時間換気を使っても部屋の温度はほとんど変わらないはずだと考え、2005年1月3日から24時間換気を使い始めました。灯油ファンヒーターは以前と同じように使っているのですが、その後、結露はほとんどなくなりました。室温の変化については日々の記録を見ると分かりますが、24時間換気使用によって1℃くらい下がっているようですが、これくらいは許容範囲と考えます。

     
結露発生
1年目(2002年)の冬   エアコン暖房+24時間換気ON ほとんどなし
2年目(2003年)の冬   灯油ファンヒーター+24時間換気OFF 日常的に発生
3年目(2004年)の冬 2005年1月2日まで 灯油ファンヒーター+24時間換気OFF 日常的に発生
2005年1月3日以降 灯油ファンヒーター+24時間換気ON ほとんどなし

【お金をかけずに冬を暖かく過ごす方法】
熱の損失はほとんどがサッシなどの開口部と言われています。特に、サッシのレール部分に手をかざすとかなりの冷気を感じます。この冷気をシャットアウトできれば部屋をかなり暖かく保てるような気がします。そこで我が家では1階のLDK(20畳)の室温保持のために「スタイロフォーム」と「窓際暖かボード」を設置しました。(温度記録の2005年1月・2月を参照して下さい)

スタイロフォーム(発泡スチロール素材の断熱材)
窓際暖かボード

LDKには1800と2700のハイサッシ(掃き出し窓)と900の腰高窓が3ヶ所、それと勝手口があります。勝手口はアルミ製、その他は樹脂サッシです。 「窓際暖かボード」は1800と2700のハイサッシに設置し、「スタイロフォーム」は勝手口と腰高窓2ヶ所に設置しました。

断熱効果は「スタイロフォーム」の方があるように思います。特にアルミ製の勝手口から感じる冷気はかなり改善されました。
「スタイロフォーム」は窓枠全体をふさがなくても効果はあります。我が家の場合、腰高窓の高さは約100cmですが、その下半分45cmくらいにはめ込んでいます。勝手口の場合、高さが180cmくらいですが、やはり下半分90cmくらいにはめ込んでいます。