MISの機能確認手順
1.例題の推論確認
A>cmis (1)
A>rmisle (2)
A>さらに精密化可能ですか? (3)
A>y/n/esc (4)
A>y (5)
上記(1),(2)で推論が開始し、少しして(3),(4)が出たら(5)のように
応答入力する。
leと同様にme,gf,fa,acの推論確認が出来ます。
ap,plはかなりステップがかかります。ap,plの推論のためには次の2
コマンドを上記(2)の前に入力しておく必要があります。
A>:multa,2
A>:bindy
jkは一部推論の例です。この推論のためには次の1コマンドを上記(2)
の前に入力しておく必要があります。
A>:multa,6
fcの推論のためには次の2コマンドを上記(2)の前に入力しておく必要
があります。
A>:multa,4
A>:samepn
2.良く使うコマンドの確認
上記(1)の次で(2)の前に
A>:traceが入力されるとトレースが出ます。量が多いので通常は
A>:notraceにしておく方が良いでしょう。
A>:stepが入力されると逐次実行するので中断したら
A>hitanykey/escと表示されますので任意の(例えば改行キー)
キーを押せば処理が次の中断点まで進行します。
ここでescキーを押すとコマンドが入力出来る状態になりますので
もし何かコマンドを入力したければ、(例えば:nostepコマンド等)
escキーを押せばこの状態になります。この状態から抜け出してesc
キーを押す前の状態に戻すには:sysコマンドを入力すれば戻ります。
3.全コマンドの確認
A>:helpコマンドで全部のコマンドの一覧が出ます。
各コマンドの使い方は事前にprolog1.docやprolog2.docの解説を読
んで下さい。目次はprolog0.docにありますので全てのdocを印刷す
るとかしておくと良いでしょう。
あとは、それに従って、各コマンドの環境設定とコマンドの実行確
認をしてみて下さい。
4.自分で推論の問題を考えるには?
(1)言語Lをまず作成して下さい。(エディター等で作成します。)
ファイル名は拡張子を.LLとして下さい。
(2)次ぎに真偽の事例を作成して下さい。
ファイル名は拡張子を.EXとして下さい。ファイル名は拡張子
以外は言語Lと同一名にして下さい。
事例の与え方は推論の収束速度に大いに関係があります。
言語Lや事例の記述方法はMIS1.DOCの手引を参照して下さい。
(3)起動は前述(1)のあと、(2)でファイル名(拡張子は除く)を指定
して下さい。
(4)仮説がMAX(2,000)を超えるため推論が中断し、終了して
しまう場合は、
A>:vmisを(2)の:rmisの替わりにファイル名を指定して用いて
みて下さい。
(5)いつまでも時間がかかるような場合は言語Lが不足か誤りであ
ったり、事例が適切でなかったり、あまり複雑すぎる推論をさ
せている場合です。
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