<MISの純粋理論からの修正点>
ページは、E.Y.Shapiro「知識の帰納的推論」の本のページである。
1.h(i)不要、つまりh従順なモデルのhはホーン節仮説には不要。
導出回数に制限を設ける必要が無い。
82ページに明記あり。
2.最汎アトムの採用は頭部のみ。(条件の項のサイズが結論の項のサイズを超えない)
体部に採用するとホーン節の制限を破ってしまい、導出部が拡大してしまう。
そのため拡大節の生成をしないこととした。これにより仮説数減少。
61,82ページに明記あり。
3.本の後部にあげてある事例は全て最汎精密化演算子によらないもの。
87ページに明記あり。
4.Strueに用いられた仮説からのみSfalseチェックで偽なる仮説を
摘出すれば十分である。
5.言語L記述にタイプ記述能力や入出力記述能力を与え、生成仮説のチェックに供し
た。これにより仮説数減少。
6.比較的単純なループの原因除去を行う能力を矛盾点追跡アルゴリズムに付加した。
7.精密化ロジックとして定文型節(再帰節,迂回節)の自動生成機能、節の体部
追加に自由変項アトムを使用するばかりでなく、さらに節が閉論理式になる
体部を生成する機能を付与。
8.精密化を制御するため、同一述語名を持つアトムを追加可能か否かの指定や、
アトム・関数の節内個数制限の指定ができる。
9.Sfalseの全てを再び証明することを避けた。
以 上
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