(戻る)<宇宙の歴史と地質時代>Update 2024.11.14
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宇宙史年代|TOP宇宙創成は138億年前:宇宙マイクロ波背景放射の温度は完全に一様ではなく、ごくわずかのムラがあることが発見され、 このムラを分析すると宇宙の年齢が判明した 宇宙の温度が下がって可視光より波長が長い電波になったのが宇宙マイクロ波背景放射 宇宙創成38万後の宇宙の晴れ上がり直後の姿が宇宙マイクロ波背景放射なのです 宇宙の晴れ上がり前の宇宙は光子は自由電子の雲の中で散乱して、濃い霧の状態で光によっては 観測できません(重力波による観測が期待されている) 約60億年前宇宙の加速膨張:ハッブルにより遠い銀河ほど赤方偏移が大きくなること(宇宙の膨張)が確かめられた後、 Ia型超新星を標準光源とする銀河までの距離と赤方偏移の測定によって、宇宙の膨張の歴史が 再度調べられた結果、宇宙の膨張速度はなぜか加速に転じていた ダークエネルギーの斥力が物質の引力を上回り、宇宙の膨張速度が加速し始めた 太陽系誕生は46億年前:コンドライトという隕石の生成年代を調べてわかった コンドライト隕石中の鉱物を鉛の放射性同位体206Pbと207Pbを使った年代測定を行い、隕石の中で かなり早い時期に形成される鉱物の形成年代が45億6820万年前であると結論づけた 分子雲→原始星→主系列星の誕生(中心部で核融合反応の開始) 生命誕生は約40億年前:生物の進化をさかのぼり、全生物の最後の共通祖先(コモノート)は38億年前と推定された グリーンランドのイスア地域の岩石に38億年前に活動していた生物の痕跡がグラファイトとして 残されていると報告、39億5000万年前より古い堆積岩のグラファイトにも痕跡がある事を発見した 6550万年前の大量絶滅:小惑星の衝突により、恐竜が絶滅した イリジウムが凝集した粘土層→衝突クレーターの発見→天体衝突を裏付け→大量絶滅 人類の出現は700万年前:トゥーマイ猿人の出現 霊長類の進化→人類の出現→人類の進化:猿人→原人→旧人→新人
K:ケルビン(水の三重点温度0.01℃を273.16Kとする絶対温度),eV:電子ボルト(1eV=1電子を1ボルトで加速時のエネルギー) 104=1万,108=1億,1012=1兆,1016=1京,10-12=1兆分の1,1028=1015+13=1015×1013=1000兆×10兆=100兆×100兆 インフレーションの膨張速度は光速を超えていた:特殊相対性理論が禁じているのは「運動」であって空間の膨張ではない ヒッグス機構 :宇宙が膨張して冷えてきたある時点で、ヒッグス粒子が凝縮して真空に満ち素粒子が動きにくくなった 宇宙背景ニュートリノ:宇宙創成数秒後、宇宙の膨張によりエネルギーや密度が下がりニュートリノは衝突せずに飛び去る 宇宙ニュートリノ背景放射:宇宙創成3分~20分後、原子核の合成(ビッグバン元素合成)の過程でニュートリノを放出 宇宙の再電離 :星からの強い紫外線の衝突によって宇宙に漂う水素原子の原子核と電子がばらばらに別れて分離された
◆ビッグバンのあと、宇宙の温度がどんどん下がっていき、粒子が反粒子より多くなった経緯 当初は、粒子とともにペアの反粒子も対生成したが、すぐに対消滅したりをくりかえしていた … 対称:粒子数=反粒子数 10の-10乗秒後のどこかで、「対称性の自発的破れ」により、反粒子は4秒後までに消失する … 破れ:粒子数>反粒子数 そして、「対称性の自発的破れ」によって、わずかに多くなった粒子だけが残るようになった … 対生成が起こらなくなる 粒子:クォーク・ハドロン・レプトン、反粒子:反クォーク・反ハドロン・反レプトン、中間子は自分自身が反粒子である ※:「消えた反物質」の謎については、さまざまな機構が提案されているが、どれが正しいのか現在はまだ確定していない → 消えた反物質の謎の解明に挑む
ヘリウム4核:ヘリウムの同位体であるヘリウム4の原子核(陽子2個と中性子2個) … ビッグバンの3分後に大量生成 恒星内部での元素合成=水素燃焼反応(PPⅠ反応=Proton-ProtonⅠChain Reaction):現在の太陽活動の主要なエネルギー源 水素核融合反応は結局 4p → He4 + 2e+ + 2νe + 2γとなる反応である(e+:陽電子,νe:電子ニュートリノ,γ:光子) 陽子が中性子に変われるのは重水素の原子核の質量が、もともとの陽子2個の合計の質量よりも軽くなるからです この現象は「質量欠損」と言い、軽くなるということはエネルギーが下がることなので、陽子が中性子に変われるのです 4つの陽子が核融合によりヘリウム4核になる際に、質量は0.7%ぐらい減り、その分の静止質量エネルギーに相当する2500 万eVの核エネルギーが解放され、エネルギーの一部は太陽の外に飛び出すニュートリノが持ち去り、そのほかのガンマ線の エネルギーは、太陽内の電子と衝突を通して熱エネルギーとなり、10万年かけて太陽表面に達し、太陽光として放射される +電荷の陽子同士の強い反発力に打ち勝つ陽子の激しい運動や反応温度未満でも起こるトンネル効果で核融合が起きている 恒星内部での水素燃焼には、PPⅠ反応とCNOサイクルの両方が働いているが、CNOサイクルは大質量星のエネルギー 生成過程に大きく寄与している→太陽内部でCNOサイクルによって生み出されるエネルギーは全体の約1.6%に過ぎない ※CNOサイクル:炭素(C)・窒素(N)・酸素(O)が円環状に連続した触媒核になって水素核(陽子)が燃える原子核反応
┌─────────────原始太陽の形成───────────┐
星間分子雲──→分子雲の収縮─→ガス円盤と双極分子流─→原始太陽
原始太陽の中心部が約1000万度に達すると、水素中心核融合反応が起こり、主系列星となって太陽が誕生した ┌─────────────────────原始惑星の形成─────────────────────┐ 円盤の温度が下がるとガスは個体微粒子に凝縮、太陽に近い部分は岩石と金属に遠い部分は氷等の物質となる ガス・個体微粒子→ダスト層→微惑星→衝突合体→原始惑星:内周部は岩石惑星、外周部は氷惑星→ガス捕獲 弱い重力の惑星は星間ガスが太陽風で吹き飛び、強い重力の惑星は星間ガスを捕獲して巨大氷惑星となった
岩石惑星 スノーライン 巨大ガス惑星 巨大氷惑星 短周期彗星源 長周期彗星源
地球型惑星 アステロイドベルト 木星型惑星 天王星型惑星 カイパーベルト 球殻状の微惑星群 太陽●→○─→○──→○──→○──→◎──→○──→○──→○──→○───→◎───→◎──∥──→◎ 水星 金星 地球 火星 小惑星帯 木星 土星 天王星 海王星 冥王星 散乱円盤天体 オールトの雲 ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ └────太陽系内周部────┘ └──太陽系外周部───┘ └──太陽系外縁天体──┘ 0 1 2 3 4 太陽からの 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 0 1 2 3 4 5億km ← 平均距離 ─+-+─────-+─────-+──────────────-+────────────-+- 地火 木 土 天 海 球星 星 星 王 王 星 星
┌──────太陽圏:太陽風の勢力圏(ヘリオスフィア)─────┐ 恒星間領域
│ ヘリオシース ヘリオポーズ ├────────────────┬…………………………………: 太陽風の圧力と星間物質や │ →超音速の太陽風→ │ →亜音速の太陽風→ ≫⇔≪ ←銀河系の磁場の圧力が釣り合う 太陽●─∥→○────→◎─────→○────────────→●────∥───→◎ │ 海王星 カイパーベルト 終端衝撃波面 太陽圏の境界 オールトの雲 │ 太陽から30AU ~50AU↑ 75~90AU 太陽から123AU 太陽から1万~10万AU └───────────────太陽系:太陽の重力圏───────────────┘ AU:1天文単位=1億4959万7870.7km(地球と太陽の平均距離に由来)、123AU(太陽圏の境界)=184億54万km 太陽から噴き出す太陽風の勢力圏(太陽風の荷電粒子が存在する領域)を太陽圏(ヘリオスフィア)という 太陽風は太陽系外縁部で天の川銀河内の星間物質や星間磁場と衝突し、終端衝撃波(termination shock)を形成する 太陽から太陽風が100万km/h以上の速度で吹く、半径約150億kmの終端衝撃波面は、ほぼ球形です 太陽圏では、太陽風の外向きの圧力が、入ってくる星間物質の圧力と釣り合っています 太陽風が星間物質や銀河系の磁場と衝突して完全に混ざり合う境界面をヘリオポーズ(Heliopause)と言う 終端衝撃波面の外側は、低速度の太陽風と星間物質とが混ざり合うヘリオシースという領域です カイパーベルトの分布範囲は、概ねヘリオポーズの内側にあり、オールトの雲は完全にヘリオポーズの外側にある 太陽圏の圧力で生じる星間物質乱流領域(バウショック)は星間物質の中を進む太陽の速度が遅いため形成されない
地球型惑星の星間ガスや原始大気上層の軽い水素は太陽風に吹き飛ばされた
原始惑星創成時のガス成分は、ほとんどが強い太陽風で吹き飛ばされた 火星にはかつて大気があったが、太陽風がそれを吹き飛ばしてしまった 地球型惑星の初期大気は、その後の火山活動で固体部分から放出された 大部分は、形成初期の激しい火山活動によって脱ガスとして放出された この時点では、惑星内部に核が形成され、磁場が太陽風をさえぎった 磁気バリアに守られた地球の宇宙空間領域は「地球磁気圏」と呼ばれています 太陽風は、地上から3万km(静止軌道と呼ばれる高度付近)から10万km くらいの位置で食い止められていて、その反対側の磁気圏は太陽風に吹 き流されたような形をしていることがわかっています
海王星の最大の衛星であるトリトンは、太陽系で唯一、逆行軌道をたどり、惑星の自転と反対方向に移動する大きな衛星です 太陽からの距離:遠からず近からず程よく太陽エネルギーを受け取る距離、液体の水の存在、大気の組成、など 地球は、太陽から22億分の1のエネルギー(光や熱)を受け取って、その恩恵によって豊かな自然が育まれ多種 多様な生命が暮らす生命の星ですが、太陽から来るのはそれだけでなく太陽風と呼ばれる高温のプラズマがある 惑星の大きさ:惑星内部の活動が存在できる質量、太陽風の影響下でも大気を保つ磁場と重力がある
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水が蒸発してしまう領域 ← | ハビタブルゾーン | → 水が凍ってしまう領域 | | 太陽●────────→○────────→●────────→○────────→ 金星 | 地球 | 火星 | | | | 「太陽風」は太陽系外から流入する銀河宇宙線をブロックして、銀河宇宙線の地球に対する影響を抑えています 太陽風自体も放射線をもっていますが、今度は「地磁気」がこれをおよそ完全にブロックしています 最後に「大気」が太陽風のすき間をぬって侵入してきた銀河宇宙線をブロックしています
大きさは円形の直径、数字は全て(約)、1光年=9兆4607億km≒10兆km=1013km
大きさの比率【太陽:地球】≒【直径1m:ビー玉】≒【東京ドーム:直径1m】 1万=104,1億=108,1兆=1012,1京=1016,1垓=1020,太陽系の大きさはオールトの雲の両端(太陽の重力圏) 誕生時の月は地球から2万kmの近くと推定され、潮汐力により公転速度が加速して、46億年後は38万kmに移動 地球から月までの距離は、38万4400Km(光速で片道1.28秒)、月は地球から毎年3.8cmずつ遠ざかっています 地球から太陽までの距離は、1億4960万km(光速で片道8分19秒、太陽は月の400倍も遠い) 天の川銀河のダークマター=光る物質(星やガス)の10倍くらいのダークマター、100万光年
アンドロメダ銀河→局所銀河群→おとめ座銀河団→超銀河団→局所超銀河団→宇宙の大規模構造
銀河群=規模の小さい銀河団、銀河団は銀河の100倍前後、宇宙の大規模構造の大きさは不明 アンドロメダ銀河=天の川銀河の2~2.5倍、地球から253.7万光年、40億年後には天の川銀河と衝突?
大規模構造(泡構造) :超銀河団同士が相互につながって形成する構造
グレートアトラクター:局所超銀河団の銀河を引き寄せている巨大な高密度領域、巨大引力源、銀河の大集団 [グレートアトラクター]=[宇宙のメガロポリス] [ボイド]=[過疎の村] グレートウォール :超銀河団は平面状の壁のような分布、銀河フィラメントとも呼ばれる
太陽系は、銀河核中心から約3万光年の軌道を単独で回っています
一周に要する期間、銀河年はおよそ2億2000万年から2億5000万年です その形成以来、太陽系は銀河系を少なくとも20周したことになります
プランク時間:光子が光速でプランク長を移動するのにかかる時間=(プランク長÷光速)=5.391×10-44秒 プランク時代 … プランク時間の瞬間は重力は他の力と同じくらい強く、全ての力は統一されていた 大統一時代 … 4つの力のうち重力を除く3つの力(電磁力、強い力、弱い力)が統一されていた
生命誕生から40億年後の現在の地球は9億年後が生命圏の最後ならば、老年期に入ったことになる
ホーキング放射の理論
エネルギーから粒子・反粒子が発生する対生成が事象の地平線
近くで生じた場合、正のエネルギーの粒子が外へのがれ、 負のエネルギーの反粒子が落ち、正のエネルギーを失い、 ブラックホールは徐々に消滅に向かいブラックホールが蒸発する
星間ガス→主系列星:水素中心核核融合→赤色巨星:ヘリウム中心核・外層水素の核融合
→ヘリウム中心核核融合→炭素や酸素の核・外層ヘリウム核融合→核融合終了→白色矮星 太陽の寿命:100億年(現在46億年経過、残り約50億年)
ビッグフリーズ(寿命死):宇宙は物質が希薄過ぎて何もないような死の空間になる宇宙の低温死
ビッグクランチ(過収縮):宇宙の膨張が止まり収縮に向かい、最後には宇宙は潰れてしまう ビッグリップ (過膨張):宇宙の膨張で時空が引き裂かれ、それ以上は宇宙が存続できなくなる 宇宙の熱的死 (熱的死):熱的平衡状態になり、何も起こらなくなる熱力学的な死亡状態 真空の崩壊 (突然死):真空の相転移のような予測不可能な突発的な変化 ビッグバウンス(周期的):特異点で跳ね返り、収縮と膨張を何度も繰り返す
「人類を不妊にする超汚染物質の開発」 「人工ブラックホールが開発され、地球を飲み込むこと」 「動物実験により人類を超える知能をもつ生物が出現」 「誰かが地球外生命にコンタクトし、危険な異星人の注意を呼び寄せること」
14世紀:黒死病(ペスト)、1520年:天然痘、19~20世紀:コレラ、1918~1920年:スペインかぜ、
1981年:エイズ(HIV)、2002年:重症急性呼吸器症候群(SARS)、2009年:新型インフルエンザ(A/H1N1)、 2020年3月11日:WHOが新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミック宣言
潜在的に危険な小惑星(PHA):1300個以上発見、全PHAの20~30%、ほとんどは未発見、隕石落下:年平均40回程度
今後100年以内では878個の小惑星が地球に衝突するリスクがあるようです(PHA:Potentially Hazardous Asteroid) 恐竜を絶滅に追いこんだ小惑星の直径は約10kmです … メキシコのユカタン半島海底のクレーターは直径180km 1994年SL第9彗星が木星重力に引き寄せられ、潮汐力で直径1~5kmに分裂した破片が秒速60kmで木星に衝突した 時の衝撃は広島に投下された原爆の1億倍~10億倍と概算され、衝突時のきのこ雲が地上の望遠鏡でも観測された 2013年ロシアのチェリャビンスク州で大きな隕石が落下、NASAの推定によれば、直径17m、重量七千トン、地球へ の入射速度は18km/s、エネルギーは広島原爆30個分、損害は死者0人、負傷者1491人、4474棟の建造物が損壊した
直径1kmほどの小惑星が衝突しても、全人口の10%は失われると試算されています
日本のJAXAやアメリカのNASAで打ち上げられた小惑星探査機の使命は「宇宙・太陽系の科学的探査」だけではなく、 もう一つの「将来の潜在的に危険な小惑星(PHA)に人類が対処する方法を探る」という重要な使命を帯びています 欧州宇宙機関やNASAは、宇宙機を小惑星に衝突させて地球に向かう小惑星の軌道を変える地球防衛の実験を計画 NASAは2022年09月26日無人探査機DARTを小惑星ディモルフォスに体当たりさせる「惑星防衛」の実証実験を行った
2022.01.03:国連安保理の常任理事国(核保有国5か国米中露英仏)は、「核兵器国の間の戦争回避が最も重要な責務」
「核戦争に勝者はなく、決して戦ってはならないことを確認する」と声明した 原爆死没者慰霊碑の碑文「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」 Let all the souls here rest in peace ; For we shall not repeat the evil
平等は破壊の後にやってくる → 不平等を是正してきたのは、「戦争・革命・崩壊・疫病」
格差による感染症のリスクと格差の拡大、貧しい国のテロリストが裕福な国に移動、他国への移住が止められない 世界経済がグローバル化して、経済危機や貧富の差が拡大し、「格差の世襲化」は社会混乱や無法状態をもたらす 現在の先進国は端的にいえば、「持続可能性がないコース」を突き進んでいます … 文明の崩壊リスク
▲ YouTube
核戦争の恐怖 → ターミネーター2 サラ・コナーの悪夢(核爆発の炎が押し寄せる) ▲ YouTube 太陽フレア → ノウイングのラストシーン(地球上が建物ごと炎の波に流される)> ▲ YouTube 核戦争後 → テイラーが自由の女神像を見つける(猿の惑星は地球だった)
いくつかの国の、力による領土拡張や一方的現状変更は、当事国や近隣諸国との軋轢を生み、戦争の危険性を孕んでいます
量子の世界において、電子が古典的には超えられないエネルギー障壁を一部反射せず通り抜ける現象 質量が大きいほど、トンネル効果は起きにくくなる … 不確定性原理⊿x⊿p≧h/4π (x:位置=波の広がり、p:運動量=質量×速度) 量子トンネリングは障壁の厚さがおよそ1–3nm以下の場合に起こる(1nm=10億分の1メートル) ヒッグス機構:宇宙創成の直後は真空(ヒッグス場)は水蒸気のように透明に広がっている状態ですべての 素粒子は質量がなく光速で飛びまわったいたのですが、対称性の破れが起こりエネルギー状態が変わると 水蒸気が水滴に変わるようにヒッグス粒子は粒子として出現しこれがくっついて素粒子は動きにくくなり 質量が誕生しました
元の物質を構成する素粒子のすべてにC変換を施すと反物質になる CP対称性の破れ … クォークの変身の種類が増すことにより破れが生じる可能性がある そのことによりその分の反物質が消滅する 宇宙の物理法則 … 対称性は何種類もあり、どの対称性がどの程度破れているかによって、 宇宙の物理法則が決まっている 万有引力定数やクーロン定数がいまある値になったのも、 対称性の破れ具合によるものです
提案1:反物質の寿命がわずかに短かったので、反物質だけが消滅し、物質だけが取り残された
提案2:物質が反物質よりも少しだけ余計にあって、対消滅を免れた 提案3:粒子と反粒子の反応法則に、ごくわずかの違いがあり、その差の分だけ粒子が残った 提案4:ニュートリノと反ニュートリノの同一性を実証すれば、反粒子が粒子に変わり得ること がわかり、粒子と反粒子の数量の比が変化することが説明できる レプトジェネシス機構 宇宙初期の相転移が、ニュートリノに物質と反物質の入れ替えを可能とさせたとする理論 ニュートリノは電気的に中性な粒子であり、反物質から物質の入れ替えが可能な最も有力 な候補とされています
粒子 反粒子
○○○○……○○○○ ●●●●……●●●● ○(10億+1)個 ●(10億+1)個
粒子 反粒子
○○○○……○○○○ ●●●●……●●●● ○○(10億+2)個 ○←──● (10億)個
反粒子の1個が普通の粒子に
粒子 反粒子
10億のペアが対消滅 ○○2個 0個 バリオン数生成問題 初期宇宙のインフレーションによって、仮にそれ以前に正味バリオン数があったとしても 薄まってしまうので、観測されているバリオン非対称は、すべてインフレーション後に作 られなければならない 物質・反物質対生成の偏りが生じたイベントのことを「バリオン数生成」と呼んでいる 実証済みの事柄 対消滅:電子と陽電子が衝突してエネルギーとなり物質は消滅(対消滅)して光になる 対生成:空間の1点にエネルギーが集中すると、粒子と反粒子が誕生する(対生成) ①高エネルギー光子同士の衝突 光子 + 光子 → 電子 + 陽電子 光のエネルギーが相対性理論の効果で物質に変わるからです ②更にエネルギーを上げると質量の大きい粒子や多数の粒子が一度に作られるようになる レプトン(電子)ができれば、バリオン(陽子、中性子)も作れる 電子 + 陽電子 → 陽子 + 反陽子 ①高いエネルギーの光子同士の衝突 光と光がぶつかっても消えてなくなったり、跳ね返ったり、地面に落ちたりはしません 素通りするだけです しかし、エネルギーの高い光である「ガンマ線」同士をぶつけると、反応が起こります これは、光のエネルギーが相対性理論の効果で物質に変わるからです 光子1個のエネルギーが、電子の質量に対応するエネルギー(0.511MeV)より大きくなると、 2個の光子の衝突により、電子とその反粒子である陽電子のペアが作られます 2個の光子は消えてなくなってしまいます … 光子 + 光子 → 電子 + 陽電子 ②更にエネルギーを上げると質量の大きい粒子や多数の粒子が一度に作られるようになります 重い中間子の生成(0.5~5GeV程度の光子で起こる)や エネルギーの高いクォークやグルーオンから作られる多数の粒子群(ハドロン)の生成 (おもに2GeV以上の光子による) ※1MeV=100万電子ボルト、1GeV=10億電子ボルト
オパーリンが唱えた物質の化学進化説
還元的環境を前提としたユーリー・ミラーの実験 (予想した原始地球の大気組成に高電圧火花放電=雷を発生させ1週間後にアミノ酸生成) は、地球における有機物の誕生を再現したものとは言えないことになった 一次大気(原始大気):還元的組成、水素、メタン、アンモニア ユーリーミラーの実験 二次大気(初期大気):酸化的組成、二酸化炭素、窒素 当時の地球大気 新たな有機物生成過程 化学進化の第一段階である有機物合成には、 当時の地球大気を再現していないユーリー・ミラーの実験に代わる、別の過程が必要になる その後、マグマオーシャン中には金属鉄が含まれ、大気と金属鉄の反応によって初期大気は 二次大気組成だけでなく水素や一酸化炭素を大量に含む還元的組成になることが判明した パンスペルミア説が「宇宙起源説」、他は「地球起源説」をとる 表面代謝説 (粘土界面上のアミノ酸重合反応) パンスペルミア説 (生命のタネは宇宙の星間分子雲から飛来した) 深海熱水孔での独立栄養生物説 (最初の生命は独立栄養生物だった) 分子生物学的化学進化説 (地球から細胞が生まれた)
宇宙では、重い元素からなるダストに宇宙線や紫外線が当たり、有機物ができる
隕石が落下して地球に衝突し、生命の材料(有機物)がたどりつき、エネルギーが供給され、 深海の熱水噴出孔で金属イオンを触媒にして化学的な進化をとげた 隕石中に生命の源か
炭素質コンドライト隕石(マーチソン隕石)には右手型と左手型のアミノ酸が含まれていた
地球上の生物はタンパク質生成の際に左手型だけを使う
深海の熱水噴出口が生命誕生の場所
原料分子(H2O,CO2,CO,N2)→低分子素材→高分子部品(タンパク質,糖類,核酸)→組立→小胞 以下はどの説でも大枠は同じ アミノ酸をペプチド結合させ(アミノ酸の重合)タンパク質(高分子化合物)を合成、 糖質や脂質、核酸も合成された 糖質はエネルギー源のグルコース、脂質は細胞膜、核酸はDNAやRNAとなり、小胞が形成され、 細胞の原型ができた(DNA:デオキシリボ核酸、RNA:リボ核酸) 細胞の基本機能は進化し、代謝や細胞形状の形成や自己複製機能(遺伝子)を持つに至った 共通祖先→原核生物(真正細菌、古細菌)、真核生物(細胞内にさまざまな細胞内小器官をもつ)
DNAが遺伝情報保存、RNAを仲介として、タンパク質を発現する流れ(セントラルドグマ)では、
DNAをつくる際にはDNA合成酵素、DNAからRNAをつくる際にはRNA合成酵素が必要です DNA合成酵素もRNA合成酵素もタンパク質です タンパク質を作るためにはDNAが必要ですが、 DNAからタンパク質を作る際には、反応を触媒する酵素(タンパク質)が必要です 化学進化後の最初の生命でこれら3つの物質のいずれが雛形となったのか、以下の諸説ある DNAワールド仮説:DNAの情報をコピーしたRNAをもとにタンパク質をつくるので、DNAが先
複製 転写 翻訳
プロテインワールド仮説:合成酵素はタンパク質なので、タンパク質が先(GADV仮説も出現)DNA─→DNA─→RNA─→タンパク質 逆転写 (アミノ酸) DNA←─RNA RNAワールド仮説:RNAが遺伝情報と触媒機能の両方を担う 太古の昔はRNAが遺伝子を作っていたと考えられています 太古の生命体はDNAやタンパク質を使わずにRNAだけでできており それが情報と機能の両方を兼ね備えていたという説 RNAがタンパク質と同じような触媒機能をもつ(酵素としてはたらく)という発見だった 遺伝子として情報を保持する働きも、実際に活動するタンパク質としての働きもRNAが すべて担っていた ← 触媒としてはたらくRNA(リボ核酸)や逆転写酵素の発見 RNAワールド仮説の下では、まず初めに、自己複製機能と様々な反応の触媒機能を持つ (つまり、代謝も担うことができる)RNA分子(リボザイム)が出現したと考える それらのRNA分子が「進化」の結果複雑化していき、 RNAの代わりに代謝を担うタンパク質を生成するようになったと考えられている RNAの情報をタンパク質へと読み換えるプロセスである「翻訳(タンパク質合成)」の メカニズムの発生が生命の「進化」に必須であったということになる 当初はRNAだけで遺伝も触媒もになっていたものが、 触媒に効率のいいタンパク質を使うようになった 一方、遺伝情報の量が増加し複雑になると、RNAより安定なDNA、 それもより安定な二本鎖DNAに情報を保存するようになり、 遺伝子を貯蔵するにも安定したDNAを使い始める DNAからRNAへの「転写(必要部分のコピー)」が始まったと考えられています またこのように一段階増やすことによって、より複雑な調節が可能になりました
① RNA
最初の生命はRNAワールド仮説で説明するのが主流、現在の生命はDNAワールドです↓ (翻訳) ② RNA─→タンパク質 ↓ (転写) (翻訳) ➂ DNA─→RNA─→タンパク質
地質時代は常に見直されており、特に先カンブリア時代の出来事は年代数値も含め異説があり更新されます
最古の木:デボン紀後期の前裸子植物アーケオプテリス(30m)が河川沿いに生息域を拡大し最古の森林を形成 ※年代は国際層序委員会,2023年09月によります(ただし三畳紀の開始年代は2億5190万年前に未満省略)
示準化石:その化石を含む地層が堆積した時代がわかる化石、三葉虫、アンモナイト、貨幣石、コノドント
示相化石:その化石を含む地層が堆積した当時の環境がわかる化石、造礁サンゴ、アサリ、シジミ、タニシ ※体化石:殻・骨格・花粉・胞子など体の全体や一部、生痕化石:生活痕跡、化学化石:生物起源の有機物
地球の内部構造は花崗岩からなる大陸地殻と玄武岩からなる海洋地殻、マントル、外核、内核
地殻と硬いマントルの最上部をプレート、プレートを動かすマントルの水平対流とプレートの 下降流をコールドプルーム、マントルの上昇流をホットプルームと呼ぶ垂直対流によって循環 コア(外核にある液体の鉄)の対流が地球磁場の形成の原因とするダイナモ説は、未解明である
深さ: 0 60km 660km 2900km 5100km 6400km
地殻 上部 下部マントル 外核 内核 厚さ: 60km600km 2240km 2200km 1300km 地表:├─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─○:地球中心 0 1000km 2000km 3000km 4000km 5000km 6000km
誕生したばかりの地球には微惑星や隕石の衝突のエネルギーで地表は溶けたマグマオーシャン
で覆われ、放出されたガスで水素・メタン・アンモニアからなる原始大気が作られた 火星サイズの原始惑星が斜めに衝突して地球マントルと衝突天体の一部が合体して月ができた 微惑星中の水蒸気や水を含む彗星のような小天体から供給された水蒸気が冷えて海ができた 岩石蒸気と水蒸気でなる原始大気は、鉱物凝縮雨や水蒸気凝縮熱雨による水溶解成分除去後に 水素・二酸化炭素・一酸化炭素・窒素でなる初期大気に変わる(後に光合成生物が酸素を放出)
全球凍結(スノーボールアース):地球全体が赤道付近も含め完全に氷床や海氷に覆われた状態、脱出は大規模な火山噴火 大規模な火山噴火→二酸化炭素の大量放出→温暖化加速→激しい雨風→陸地岩石中の栄養塩が海へ→光合成生物の大繁殖 大酸化イベント:大繁殖した光合成生物の酸素放出による大気中の酸素濃度の急激な上昇、豊富な酸素がオゾン層を生成 オゾン層は、太陽からの有害な波長の紫外線の多くを吸収し、地上の生態系を保護する役割を果たしている ┌→停滞→二酸化炭素の供給減少→寒冷化→化学反応速度低下→全球凍結 火山活動─┤ └→活発→二酸化炭素の供給増加→温暖化→化学反応速度増大→大酸化イベント ┌─────────炭素循環←──────────┐ ↓ │ ┌─二酸化炭素の消費─┐ ┌─化学風化作用─┐ 二酸化炭素の供給 ↓ ↓ ↓ ↓ ↑ 「光合成→有機物の堆積、雨水→炭酸+地表岩石→炭酸塩鉱物」→大規模な火山噴火 │↑ │ ↑ │└──────光合成生物の大繁殖←─────┘ 全球凍結 ↓ ↑ 酸素濃度の上昇 火山活動停滞・二酸化炭素の供給減少→寒冷化の暴走 ↓ 縞状鉄鉱層の形成(海中)→赤色砂岩を形成(地表)→大気中へ放出(成層圏)→オゾン層を生成
単細胞生物は、酸素を利用してコラーゲンを生成し、細胞同士を結合させて多細胞生物に進化
単細胞生物が進化して定数群体をなし、細胞が分化して、内外組織や器官を形成するに至った 単細胞生物(植物性・中間的・動物性)→多細胞生物(植物・菌類・動物)→エディアカラ生物群
ディッキンソニア、ネミアナ、チャルニア、キンベレラ、スプリッギナ、シクロメデューサ
トゥリプラキディウム、フィロゾーン、スワートブンティア、エルニエッタ、ヨルギア
カンブリア大爆発とは、一気に一万種類の水生動物が出現した化石記録(パージェス頁岩動物
群化石やチェンジャン動物群化石)の爆発的多様化であり、進化的な爆発は3億年前からで、 要因は捕食関係が生まれ、淘汰圧による生存競争の勝利と言う 遺伝子の爆発的多様化(進化的な爆発) 化石記録の爆発的多様化 ─┼───────┼──────┼───────┼─────┼──── 3億年前 カンブリア紀第3期 カンブリア紀の最初の覇者はアノマロカリスや三葉虫など硬い殻と複眼を持つ節足動物である カンブリア紀:アノマロカリス、アイシュアイア、ウィクシア、ピカイア、マルレラ チャンセロリア、ワプティア、レアンコイリア、フクシアンフィア エルドニア、イソキシス、オパビニア、ハルキゲニア、三葉虫
オルドビス紀:三葉虫、オウムガイ、ウミサソリ、筆石、ウミユリ、床板サンゴ
シルル紀 :ウミサソリ デボン紀 :トビムシ、ウミサソリ、アンモナイト(ペルム紀に絶滅後ジュラ紀に再繁栄) 石炭紀 :メガネウラ、アースロプレウラ
カンブリア紀に脊椎を獲得したピカイア・コノドント→顎口類→硬骨魚類→肉鰭類→両生類
絶滅魚類:板皮類(ダンクルオステウス)、棘魚類(顎をもつ最初の脊椎動物、ヒレは硬い棘)
┌無顎類(円口類)─ヤツメウナギ、ヌタウナギ──┐
│ │ 脊椎動物┤ ┌軟骨魚類─サメ、エイ │ │ │ │ └顎口類┤ ┌条鰭類─コイ、タイ │魚類:四足類を除く左記全て │ │ │ └硬骨魚類┤ ┌シーラカンス類 │ │ │ │ └肉鰭類┼肺魚類─ハイギョ──┘ │ └四足類┬両生類 │ └羊膜類─爬虫類、鳥類、ほ乳類
植物体全体の姿はわかりません 陸上植物の全体の姿が残された最も古い化石が、古生代シルル紀中期(約4億2500万年前)のクックソニアです これはリニア植物の一種で、根も葉も無く、先端に胞子の入った袋を持ち、水の通る管を持っていました リニア植物は、古生代デボン紀にかけて繁茂しましたが、絶滅しました 地球の歴史上最初の陸生動物は節足動物門のウミサソリ類だったと考えられている(両生類と同時期かそれよりも早く)
PT境界大量絶滅を生き延びた単弓類の一類が哺乳形類に進化した
哺乳類の祖は、以下の真の哺乳類の特徴のいくつかを備えていた 内温性、鼻孔と口腔を隔てる骨、横隔膜、下顎の骨、耳小骨3つ
三畳紀は、単弓類、クルロタルス類(双弓類)、恐竜が生存競争を繰り広げる
PT境界大量絶滅を生き残った単弓類リストロサウルスも後に恐竜に代られる TJ境界大量絶滅では多くのクルロタルス類は絶滅するが、ワニ形類は生き延 びてジュラ紀に台頭した恐竜と生存競争、単弓類のキノドン類は小型化 クルロタルス類の代表格はサウロスクス、ワニ形類の代表格はプロトスクス
硬いヒレをもつ肉鰭類→両生類→羊膜類(羊膜と卵殻をもつ四肢動物)→単弓類(爬虫類とは別物)→獣弓類→哺乳形類
両生類は古生代石炭紀に哺乳類の祖先である単弓類と恐竜の祖先である爬虫類に分かれ、恐竜は一部が残って鳥類に進化 TJ境界大量絶滅を生き延びた恐竜形類:小型で直立歩行する爬虫類のトカゲで、俊敏性と内温性を備える優れた体の構造
両生類──羊膜類─┬─単弓類─┬─盤竜類:ディメトロドン
イクチオステガ │ │ │ └─獣弓類:エステメノスクス,キノドン類:哺乳型類(哺乳類の祖先) │ │ ┌─無弓類:側頭窓がない(単弓類の側頭窓は哺乳類の耳の穴の起源) │ │ └─竜弓類───爬虫類─┴─双弓類:恐竜・ワニ・トカゲの祖先 恐竜:三畳紀に出現、白亜紀に鳥類以外絶滅
┌─獣脚類 ティラノサウルス 肉食 羽毛を持つものが多い
│ ヴェロキラプトル 肉食 │ デイノニクス 肉食 │ ┌─竜盤類─┴─竜脚形類 アンペロサウルス 植物食 │ ブラキオサウルス 植物食 │ ブラテオサウルス 植物食 │ ディプロドクス 植物食 │ ┌─恐竜類─┤ ┌─装盾類 アンキロサウルス 植物食 鎧竜類 │ │ │ エウオプロケファルス植物食 鎧竜類 │ │ │ ケントロサウルス 植物食 剣竜類 │ │ │ │ └─鳥盤類─┼─周飾頭類 トリケラトプス 植物食 角竜類 双弓類──主竜類─┤ │ ハキケフォラサウルス植物食 堅頭竜類 恐竜様類│ │ 恐竜形類│ └─鳥脚類 パラサウロロフス 植物食 │ コリトサウルス 植物食 │ └─────────────翼竜類 プテラノドン 魚食 ランフォリンクス 魚食 その他───────────────首長竜 プレシオサウルス 魚食 魚竜 ステノプテリギウス 肉食 恐竜絶滅直後の生き残り 恐鳥類 ガストルニス 肉食 ※恐竜は現在の鳥類の祖先にあたる獣脚類の一部の系統を残して、白亜紀末に絶滅した
恐竜絶滅後の地球上で哺乳類の進化が始まりました(授乳は哺乳類の特徴の一つで名前の由来です)
新生代の期間は中生代の白亜紀より短いのですが、哺乳類はその短期間のうちに進化・多様化します このため、生存競争も激しく、進化と同時に絶滅種も出てきます デスモスチルスは新生代中新世に生息していた大型の哺乳類ですが、その後絶滅してしまいます
┌─単孔類:カモノハシ、ハリモグラ
│ 哺乳類─┤ ┌─有袋類:オポッサム、カンガルー │ │ └─┤ ┌─アフリカ獣類:アフリカ食虫類、近蹄類 │ │ └─有胎盤類─┼─異節類:ナマケモノ、アリクイ、アルマジロ │ └─北方真獣類:サル(霊長類)、ネズミ、ウサギ、コウモリ、ウマ、 サイ、バク、ラクダ、ウシ、クジラ、ネコ 猿類→類人猿→人類
霊長類─┬→オモミス類─→直鼻猿類─┬→真猿類──┬→狭鼻猿類⇒
広鼻猿類:新世界ザル、オナガザル:旧世界ザル、ヒト上科/ヒト科:類人猿、ヒト亜族/ヒト属:人類│ │ │ └→アダピス類─→曲鼻猿類 └→メガネザル└→広鼻猿類 ┼─────┼──────┼──────┼──────┼────→ 7500 6550 6300 5800 4000 万年前 ⇒┬→ヒト上科─┬→ヒト科──┬→ヒト亜科──┬→ヒト族─┬→ヒト亜族─→ヒト属 │ │ │ │ │ └→オナガザル└→テナガザル└→オランウータン└→ゴリラ └→チンパンジー ───┼──────┼──────┼───────┼─────┼─────┼──── 2500 1800 1200 700 600 240万年前
二足歩行:恐竜類、鳥類(翼に変わった前肢→二足歩行)、霊長類以外の哺乳類ではカンガルーのみ
霊長類の二足歩行:樹上生活の進化→地上生活→類人猿:普段は四足歩行(ナックル・ウォーキング) ヒト科:類人猿、初期猿人→猿人→原人→旧人→新人(現生人類)、安定した直立二足歩行は猿人から 二足歩行の最大の欠点は走るのが遅いこと、直立二足歩行にはメリットがあるが、デメリットもある 人類の出現:700万年前、サヘラントロプス=チャデンシス「トゥーマイ=生命の希望」猿人
アルディピテクス・ラミダス ラミダス猿人 直立二足歩行
↓ アウストラロピテクス・アファレンシス アファール猿人 ルーシー、現生人類の祖先 ↓ ホモ・ハピリス 能力ある人(原人) 旧石器時代 ↓ ホモ・エレクトゥス 直立する人(原人) ジャワ原人・北京原人 ↓ ホモ・ハイデルベルゲンシス ハイデルベルクの人(旧人) ネアンデルタール人と現生人類の祖先 ↓ ホモ・サピエンス 賢い人(新人) クロマニヨン人、現生人類 上記の他に、オロリン属1種、アルディピテクス属1種、ケニアントロプス属1種、 アウストラロピテクス属4種、パラントロプス属3種、ホモ属3種、などがある
25億年前:ケノリア超大陸(地層が少なく検証が難しい)
19億年前:ヌーナ超大陸→誕生直後から分裂始める 18億年前:コロンビア超大陸→15億年前に分裂 15億年前:パノティア超大陸→10億年前に分裂 10億年前:ロディニア超大陸→6億年前にゴンドワナ大陸・ローレンシア大陸などに分裂 3億年前:パンゲア超大陸の誕生(パンゲア:全ての陸地、パンサラッサ:全ての海という意味) 約1億7500万年前、超大陸パンゲアは北がローラシア大陸に南がゴンドワナ大陸に分裂、ローラシア 大陸は西が北米大陸に東がユーラシア大陸に分裂して北大西洋が誕生、1億2000万年前、ゴンドワナ 大陸から、南極大陸とオーストラリア大陸が分かれて南に移動、ゴンドワナ大陸は、南米大陸の東海 岸とアフリカ大陸の西海岸が裂けて南大西洋になり、9000万年前、インド大陸は、アフリカ大陸から 分かれて北上、5500万年前にユーラシア大陸と衝突したため、ユーラシア大陸側が大規模に隆起して ヒマラヤ山脈が誕生した
┌─西→北米大陸
暁新世:アフリカと南アメリカが分離、アフリカからインドが離れた┌─北→ローラシア大陸──┤ | └─東→ユーラシア大陸←───衝突←──┐ | ↑ 超大陸パンゲア──┤ ┌─西→南米大陸 北上 の分裂 | ┌─北──┤ ↑ | | └─東→アフリカ大陸、インド大陸 └─南→ゴンドワナ大陸──┤ | └─南→南極大陸、オーストラリア大陸 始新世:南アメリカから南極とオーストラリアが分裂 漸新世直前:ロッキー山脈、アンデス山脈が形成された アフリカ大陸もユーラシア大陸西側の欧州大陸と衝突して、アルプス山脈が形成された
新生代初期の温暖化:暁新世から始新世にかけて1~2万年の短期間
新生代の寒冷化 :始新世/漸新世境界と中新世後期の寒冷化 第四紀は10万年周期の氷期・間氷期繰り返し 最終氷期は1500年周期の急激な温暖化が繰り返される
絶滅の原因?:コールドプルームの落下→スーパープルームの上昇→大規模火成活動→温暖化と海洋無酸素イベント
海洋無酸素イベント:沈殿有機物が海水溶存酸素と反応して二酸化炭素を放出、超温暖化により陸上及び海洋生物が死滅 上記5回の大量絶滅の前後に2回と、上記前部4回の各中間に3回の、計5回若干規模の小さい絶滅があったとされるが 小天体の重爆撃・大酸化イベント・全球凍結・超大陸の形成と分裂時のスーパープルームでも大量絶滅があったとされる
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←────────────────────宇宙の歴史────────────────────→
←─────地質時代─────→ 宇暗星 原←─先カンブリア時代──→顕生代 宙黒の 始冥太 原 古中新 創時誕 太王古 生 生生生 成代生 銀河の形成 宇宙の加速膨張 陽代代 代 代代代 ┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─ 00 06 12 18 24 30 36 42 48 54 60 66 72 78 84 90 96 102 108 114 120 126 132 138 億年後 138 132 126 120 114 108 102 96 90 84 78 72 66 60 54 48 42 36 30 24 18 12 6 0 億年前
←────────────────先カンブリア時代───────────────→←顕生代→
45.67億年前 40.31億年前 25億年前 5.4 2.50.7億年前
冥王代 太古代 原生代 古 中 新
億年 5.36 15 19.59 2.8691.90.7億年┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─- 46 44 42 40 38 36 34 32 30 28 26 24 22 20 18 16 14 12 10 8 6 4 2 0 億年前
←──────────────────-太古代──────────────────→
40.31億年前 36億年前 32億年前 28億年前
原太古代 | 古太古代 | 中太古代 | 新太古代
億年 4 4 4 3 億年┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼ 40.5 39.0 37.5 36 34.5 33.0 31.5 30.0 28.5 27.0 25.5 24.0億年前
←────────────────────────原生代────────────────────────→
25億年前 16億年前 10億年前
古原生代 | 中原生代 | 新原生代
億年 9 6 4.59 億年┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼ 25.0 23.5 22.0 20.5 19.0 17.5 16.0 14.5 13.0 11.5 10.0 8.5 7.0 5.5億年前
←────────────────────-古生代-────────────────────→
5.3880億年前 4.8540億年前 4.43億年前4.1920億年前 3.5890億年前 2.9890億年前
カンブリア紀 | オルドビス紀|シルル紀| デボン紀 | 石炭紀 | ペルム紀
万年 5340 4200 2420 6030 6000 4700万年┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼ 5400 5150 4900 4650 4400 4150 3900 3650 3400 3150 2900 2650 2400億年前
←────────────────────-中生代─────────────────────→
2.51902億年前 2.0130億年前 1.4500億年前
三畳紀 | ジュラ紀 | 白亜紀
万年 5060.2 5640 7900 万年┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼ 25000 23500 22000 20500 19000 17500 16000 14500 13000 11500 10000 8500 6000万年前
←──────-新生代-──────→
6600万年前 2303万年前 258万年前
古第三紀 | 新第三紀 | ←第四紀
万年 4297 2045 258万年┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼ 6600 5500 4400 3300 2200 1100 0万年前
←────────-古第三紀─────────→|←───新第三紀───→|第四紀 |
6600万年前 5600万年前 3390万年前 2303万年前 533万3000年前
暁新世 | 始新世 | 漸新世 | 中新世 | | |←鮮新世|更新世|完新世
万年1000 2210 1087 1769.7 275.3 ┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┼ 6600 5900 5200 3500 2800 2100 1400 700 0万年前 鮮新世533万3000年前 275万3000年 更新世 258万年前 256万8300年 完新世 1万1700年前 1万1700年 TOP| 地球史円グラフ(年数割合)|TOP
新生代1%
先カンブリア時代:41億2820万年(88%) カンブリア紀:5340万年─┐ 顕生代 :5億3880万年(12%) 古中 オルドビス紀:4200万年 │ 生生冥王代 シルル紀 :2420万年 古生代2億8690万年 古第三紀 暁新世:1000万年 代代 13% デボン紀 :6030万年 │ 始新世:2210万年 6%4% 石炭紀 :6000万年 │ 漸新世:1087万年 ペルム紀 :4700万年─┘ 原生代 太古代 三畳紀 :5060万年─┐ 新第三紀 中新世:1769万7000年 42% 34% ジュラ紀 :5630万年 中生代1億8590万年 鮮新世: 275万3000年 白亜紀 :7900万年─┘ 古第三紀 :4297万年─┐ 第四紀 更新世: 256万8300年 新第三紀 :2045万年 新生代 6600万年 完新世: 1万1700年 第四紀 : 258万年─┘ TOP| 地球史時計(時:分:秒)|TOPTOP| 地球史カレンダー(平年月日)|TOP開始時刻 開始月日 開始年代 地質時代 出来事 年数 00:00:00 1月 1日 45億6700万年前 冥王代 地球誕生 月誕生 5億3600万年 ↑ 03:07:50 2月18日 40億3100万年前 太古代 生命誕生 15億年 先カンブリア時代 10:57:23 6月16日 25億年前 原生代 光合成生物の進化 19億5900万年 ____↓____ 21:10:39 11月18日 5億3880万年前 古生代 カンブリア大爆発 2億7690万年 ↑ 22:41:09 12月12日 2億5190万年前 中生代 恐竜の時代 1億8590万年 顕生代 23:39:20 12月27日 6600万年前 新生代 霊長類の出現 6600万年 ____↓____ 23:59:04 12月31日 30万年前 (現生人類) ホモサピエンス出現 新生代中 23:59:59 12月31日 6000年前 (有史時代) 文字の発明 新生代中 年数→時間数:(億年数÷46)×24時間と余りを分秒計算 開始年代→開始時刻=((46-億年前)/46)×24と余り分秒計算、または、時間数→時間数累計(時分秒) 年数→日数:(億年数÷46)×365日 開始年代→開始月日=日数→通日(日数累計+1)から月日変換 ※年代は国際層序委員会,2023年09月によります
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←──────────────先カンブリア時代──────────────→
←─────────────────────────-顕生代─────────────────────────→
←─────────────-新生代──────────────→
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┌──────────────────────────────────────────────────────┐
│ 起源生物 │ │ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ │ │ ┃ 原核生物 ┃ │ │ ┃ ┌─────────────────┐┌────────────┐ ┃ │ │ ┃ │ 真正細菌(バクテリア) ││ 古細菌(アーキア) │ ┃ │ │ ┃ │シアノバクテリア(藍藻、藍色細菌)││メタン生成菌、超好熱菌 │ ┃ │ │ ┃ │紅色硫黄細菌、亜硫酸菌、枯草菌 ││高度酸性菌、高度好塩菌 │ ┃ │ │ ┃ │大腸菌、乳酸菌、放線菌 │└────────────┘ ┃ │ │ ┃ └─────────────────┘ 原核生物:核膜がない ┃ │ │ ┃ 単細胞生物 真核生物:核膜がある ┃ │ │ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ │ │┌────────────────────────────────────────────────────┐│ ││ 真核生物 ││ ││┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓││ ││┃ 原生生物 ┃││ ││┃┌────────────────────────────────────────────────┐┃││ ││┃│ 植物性 │┃││ ││┃│ ┌─────────────────────────┐ │┃││ ││┃│ │ 藻類 │ │┃││ ││┃│ │┌────────┐┌────┐┌───────┐│ │┃││ ││┃│ ││ 緑藻類 ││紅藻類 ││ 褐藻類 ││ │┃││ ││┃│ ││アオノリ、アオサ││テングサ││コンブ、ワカメ││ │┃││ ││┃│ │└────────┘└────┘└───────┘│ │┃││ ││┃│ └─────────────────────────┘ │┃││ ││┃│┌──────┐┌──────┐┌──────┐┌────┐┌───────┐┌───────┐│┃││ ││┃││ミドリムシ類││ 渦鞭毛藻類 ││ 珪藻類 ││ 卵菌類 ││ 変形菌類 ││ 細胞性粘菌類 ││┃││ ││┃││ミドリムシ ││ ツノモ ││ハネケイソウ││ミズカビ││ムラサキホコリ││タマホコリカビ││┃││ ││┃│└──────┘│ヤコウチュウ│└──────┘└────┘└───────┘└───────┘│┃││ ││┃│ ↑ └──────┘ ↑ │┃││ ││┃│ │ └真正粘菌 │┃││ ││┃│ └鞭毛運動をする動物的性質を持ちながら、同時に植物として葉緑体を持ち光合成を行う「単細胞生物」│┃││ ││┃│ │┃││ ││┃│ クロロフィルa+b:ミドリムシ類、緑藻類、植物 │┃││ ││┃│ クロロフィルa :紅藻類 │┃││ ││┃│ クロロフィルa+c:渦鞭毛藻類、珪藻類、褐藻類 │┃││ ││┃└────────────────────────────────────────────────┘┃││ ││┃ ┌───────────────────────────────┐ ┃││ ││┃ │ 動物性 │ ┃││ ││┃ │┌────┐┌───────┐┌─────┐┌───────┐│ ┃││ ││┃ ││肉質虫類││ 鞭毛虫類 ││ 繊毛虫類 ││ 胞子虫類 ││ ┃││ ││┃ ││アメーバ││トリパノソーマ││ゾウリムシ││マラリア病原虫││ ┃││ ││┃ │└────┘└───────┘└─────┘└───────┘│ ┃││ ││┃ │ 単細胞生物 │ ┃││ ││┃ └───────────────────────────────┘ ┃││ ││┃ 藻類:酸素発生型光合成生物で地上生息以外の総称 ┃││ ││┃ 水生・海生生息 ┃││ ││┃ バクテリアに属する藻類(単細胞生物) ┃││ ││┃ シアノバクテリア、藍藻、藍色細菌 ┃││ ││┃ 真核生物に属する藻類(単細胞生物、多細胞生物) ┃││ ││┃ ┃││ ││┃ 菌類:ほとんどが多細胞生物、酵母は単細胞生物 ┃││ ││┃ 地衣類は菌類と藻類の共生生物 ┃││ ││┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛││ ││┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓││ ││┃ 植物 ┃││ ││┃ ┌─────────────────────┐ ┃││ ││┃ │ コケ植物 │ ┃││ ││┃ │┌─────┐┌─────┐┌─────┐│ ┃││ ││┃ ││ コケ類 ││ツノゴケ類││ 鮮類 ││ ┃││ ││┃ ││ゼニゴケ ││ツノゴケ ││ミズゴケ ││ ┃││ ││┃ │└─────┘└─────┘└─────┘│ ┃││ ││┃ └─────────────────────┘ ┃││ ││┃ ┌──────────────────────────────────────────────┐ ┃││ ││┃ │ 維管束植物 │ ┃││ ││┃ │ ┌──────────────────────────────┐ │ ┃││ ││┃ │ │ シダ植物 │ │ ┃││ ││┃ │ │┌─────┐┌────┐┌──────┐┌───────┐│ │ ┃││ ││┃ │ ││ シダ類 ││トクサ類││マツバラン類││ヒゲノカズラ類││ │ ┃││ ││┃ │ ││ゼンマイ ││トクサ ││マツバラン ││ヒゲノカズラ ││ │ ┃││ ││┃ │ │└─────┘└────┘└──────┘└───────┘│ │ ┃││ ││┃ │ └──────────────────────────────┘ │ ┃││ ││┃ │┌────────────────────────────────────────────┐│ ┃││ ││┃ ││ 種子植物 ││ ┃││ ││┃ ││┌──────────────────────┐┌──────────────────┐││ ┃││ ││┃ │││ 裸子植物 ││ 被子植物 │││ ┃││ ││┃ │││┌──────┐┌─────┐┌─────┐││┌──────┐┌────────┐│││ ┃││ ││┃ ││││ 球果類 ││ ソテツ類 ││イチョウ類││││ 単子葉類 ││ 双子葉類 ││││ ┃││ ││┃ ││││スギ、ヒノキ││ ソテツ ││イチョウ ││││イネ、コムギ││サクラ、アサガオ││││ ┃││ ││┃ │││└──────┘└─────┘└─────┘││└──────┘└────────┘│││ ┃││ ││┃ ││└──────────────────────┘└──────────────────┘││ ┃││ ││┃ │└────────────────────────────────────────────┘│ ┃││ ││┃ │ 種子で増える:裸子植物・被子植物 │ ┃││ ││┃ └──────────────────────────────────────────────┘ ┃││ ││┃ 胞子で増える:藻類・菌類・コケ植物・シダ植物、維管束なし=コケ植物、維管束あり=シダ植物 ┃││ ││┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛││ ││┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓││ ││┃ 菌類 ┃││ ││┃ ┌──────┐┌─────┐┌──────┐┌──────┐┌───────┐ ┃││ ││┃ │ 担子菌類 ││不完全菌類││ 子嚢菌類 ││ 接合菌類 ││ ツボカビ類 │ ┃││ ││┃ │ シイタケ ││アオカビ ││アカパンカビ││クモノスカビ││カエルツボカビ│ ┃││ ││┃ └──────┘└─────┘└──────┘└──────┘└───────┘ ┃││ ││┃ ツボカビ類:鞭毛あり ┃││ ││┃ 他 :鞭毛なし ┃││ ││┃ カビの姿=菌糸+胞子 ┃││ ││┃ キノコ=子実体+菌糸体+胞子 ┃││ ││┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛││ ││┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓││ ││┃ 動物 ┃││ ││┃ ┌────────────────┐ ┃││ ││┃ │ 無胚葉 │ ┃││ ││┃ │┌──────────────┐│ ┃││ ││┃ ││ 海綿動物 ││ ┃││ ││┃ ││カイロオウドウケツ、カイメン││ ┃││ ││┃ │└──────────────┘│ ┃││ ││┃ └────────────────┘ ┃││ ││┃ ┌──────────────────────────────┐ ┃││ ││┃ │ 二胚葉 │ ┃││ ││┃ │ ┌─────┐┌───────────┐ │ ┃││ ││┃ │ │ 有櫛動物 ││ 刺胞動物 │ │有櫛動物:刺胞なし┃││ ││┃ │ │クシクラゲ││サンゴ、イソギンチャク│ │刺胞動物:刺胞あり┃││ ││┃ │ └─────┘└───────────┘ │ ┃││ ││┃ │ ┌───────────┐ │ ┃││ ││┃ │ │ 平板動物 │ │ ┃││ ││┃ │ │ センモウヒラムシ │ │ ┃││ ││┃ │ └───────────┘ │ ┃││ ││┃ └──────────────────────────────┘ ┃││ ││┃ ┌──────────────────────────────────────────┐ ┃││ ││┃ │ 三胚葉 │ ┃││ ││┃ │┌────────────────────────────────────────┐│ ┃││ ││┃ ││ 旧口動物 ││ ┃││ ││┃ ││ ┌──────────────────────────────────┐ ││ ┃││ ││┃ ││ │ 無体腔 │ ││ ┃││ ││┃ ││ │┌────────────────────────────────┐│ ││ ┃││ ││┃ ││ ││ 扁形動物 ││ ││ ┃││ ││┃ ││ ││┌──────┐┌──────┐┌──────┐┌──────┐││ ││ ┃││ ││┃ ││ │││ 渦虫類 ││ 吸虫類 ││ 単生類 ││ 条虫類 │││ ││ ┃││ ││┃ ││ │││プラナリア ││ ジストマ ││フタゴムシ ││サナダムシ │││ ││ ┃││ ││┃ ││ ││└──────┘└──────┘└──────┘└──────┘││ ││ ┃││ ││┃ ││ │└────────────────────────────────┘│ ││ ┃││ ││┃ ││ └──────────────────────────────────┘ ││ ┃││ ││┃ ││ ┌────────────────────┐ ││ ┃││ ││┃ ││ │ 偽体腔 │ ││ ┃││ ││┃ ││ │┌────────┐┌────────┐│ ││ ┃││ ││┃ ││ ││ 冠輪動物 ││ 脱皮動物 ││ ││ ┃││ ││┃ ││ ││┌──────┐││┌──────┐││ ││ ┃││ ││┃ ││ │││ 輪形動物 ││││ 線形動物 │││ ││ ┃││ ││┃ ││ │││ツボワムシ ││││カイチュウ │││ ││ ┃││ ││┃ ││ │││ネズミワムシ││││線虫、鞭虫 │││ ││ ┃││ ││┃ ││ ││└──────┘││└──────┘││ ││ ┃││ ││┃ ││ │└────────┘└────────┘│ ││ ┃││ ││┃ ││ └────────────────────┘ ││ ┃││ ││┃ ││┌──────────────────────────────────────┐││ ┃││ ││┃ │││ 真体腔 │││ ┃││ ││┃ │││┌────────────┐┌──────────────────────┐│││ ┃││ ││┃ ││││ 冠輪動物 ││ 脱皮動物 ││││ ┃││ ││┃ ││││ ┌──────┐ ││┌────────────────────┐││││ ┃││ ││┃ ││││ │ 環形動物 │ │││ 節足動物 │││││ ┃││ ││┃ ││││ │ヒル、ミミズ│ │││ ┌────────────┐ │││││ ┃││ ││┃ ││││ └──────┘ │││ │ 鋏角類 │ │││││ ┃││ ││┃ ││││┌──────────┐│││ │クモ、サソリ、カブトガニ│ │││││ ┃││ ││┃ │││││ 軟体動物 ││││ └────────────┘ │││││ ┃││ ││┃ │││││┌────────┐││││ ┌────────────┐ │││││ ┃││ ││┃ ││││││ 二枚貝類 │││││ │ 多足類 │ │││││ ┃││ ││┃ ││││││ハマグリ、アサリ│││││ │ ムカデ、ゲジ、ヤスデ │ │││││ ┃││ ││┃ │││││└────────┘││││ └────────────┘ │││││ ┃││ ││┃ │││││┌────────┐││││ ┌────────────────┐ │││││ ┃││ ││┃ ││││││ 巻貝類 │││││ │ 甲殻類 │ │││││ ┃││ ││┃ ││││││アワビ、サザエ │││││ │ エビ、カニ、ミジンコ、フジツボ │ │││││ ┃││ ││┃ ││││││カタツムリ │││││ └────────────────┘ │││││ ┃││ ││┃ │││││└────────┘││││┌──────────────────┐│││││ ┃││ ││┃ │││││┌────────┐│││││ 六脚類 ││││││ ┃││ ││┃ ││││││ 頭足類 ││││││┌────────────────┐││││││ ┃││ ││┃ ││││││ タコ、イカ │││││││ 内顎類 │││││││ ┃││ ││┃ ││││││ オウムガイ │││││││ トビムシ、コムシ、カマアシムシ │││││││ ┃││ ││┃ │││││└────────┘│││││└────────────────┘││││││ ┃││ ││┃ ││││└──────────┘││││ ┌──────────────┐ ││││││ ┃││ ││┃ │││└────────────┘│││ │ 昆虫類 │ ││││││ ┃││ ││┃ │││ │││ │カブトムシ、ゴミムシ │ ││││││ ┃││ ││┃ │││ │││ │チョウ、ガ、トビケラ │ ││││││ ┃││ ││┃ │││ │││ │ハエ、カ、アブ、ノミ、シラミ│ ││││││ ┃││ ││┃ │││ │││ │スズメバチ、ミツバチ、アリ │ ││││││ ┃││ ││┃ │││ │││ │セミ、カメムシ、アザミウマ │ ││││││ ┃││ ││┃ │││ │││ │バッタ、キリギリス、コオロギ│ ││││││ ┃││ ││┃ │││ │││ │カマキリ、カゲロウ、トンボ │ ││││││ ┃││ ││┃ │││ │││ │ゴキブリ、シロアリ │ ││││││ ┃││ ││┃ │││ │││ └──────────────┘ ││││││ ┃││ ││┃ │││ ││└──────────────────┘│││││ ┃││ ││┃ │││ │└────────────────────┘││││ ┃││ ││┃ │││ └──────────────────────┘│││ ┃││ ││┃ ││└──────────────────────────────────────┘││ ┃││ ││┃ │└────────────────────────────────────────┘│ ┃││ ││┃ │┌────────────────────────────────────────┐│ ┃││ ││┃ ││ 新口動物 ││ ┃││ ││┃ ││ ┌────┐┌───────────────┐ ││ ┃││ ││┃ ││ │毛顎動物││ 棘皮動物 │ ││ ┃││ ││┃ ││ │ヤムシ ││ウミユリ、ヒトデ、ウニ、ナマコ│ ││ ┃││ ││┃ ││ └────┘└───────────────┘ ││ ┃││ ││┃ ││┌──────────────────────────────────────┐││ ┃││ ││┃ │││ 脊索動物 │││ ┃││ ││┃ │││ ┌──────────────────┐ │││ ┃││ ││┃ │││ │ 原索動物 │ │││ ┃││ ││┃ │││ │┌───────┐┌───────┐│ │││ ┃││ ││┃ │││ ││ 頭索類 ││ 尾索類 ││ │││ ┃││ ││┃ │││ ││ ナメクジウオ ││ ホヤ ││ │││ ┃││ ││┃ │││ │└───────┘└───────┘│ │││ ┃││ ││┃ │││ └──────────────────┘ │││ ┃││ ││┃ │││┌────────────────────────────────────┐│││ ┃││ ││┃ ││││ 脊椎動物 ││││ ┃││ ││┃ ││││ ┌──────┐ ││││ ┃││ ││┃ ││││ │ 無顎類 │ ││││ ┃││ ││┃ ││││ │ヤツメウナギ│ ││││ ┃││ ││┃ ││││ └──────┘ ││││ ┃││ ││┃ ││││┌──────────────────────────────────┐││││ ┃││ ││┃ │││││ 顎口類 │││││ ┃││ ││┃ │││││ ┌──────┐ │││││ ┃││ ││┃ │││││ │ 軟骨魚類 │ │││││ ┃││ ││┃ │││││ │サメ、エイ │ │││││ ┃││ ││┃ │││││ └──────┘ │││││ ┃││ ││┃ │││││┌────────────────────────────────┐│││││ ┃││ ││┃ ││││││ 硬骨魚類 ││││││ ┃││ ││┃ ││││││ ┌──────┐ ││││││ ┃││ ││┃ ││││││ │ 条鰭類 │ ││││││ ┃││ ││┃ ││││││ │コイ、タイ │ ││││││ ┃││ ││┃ ││││││ └──────┘ ││││││ ┃││ ││┃ ││││││┌──────────────────────────────┐││││││ ┃││ ││┃ │││││││ 肉鰭類 │││││││ ┃││ ││┃ │││││││ ┌───────┐┌─────┐ │││││││ ┃││ ││┃ │││││││ │シーラカンス類││ 肺魚類 │ │││││││ ┃││ ││┃ │││││││ │ラティメリア ││ハイギョ │ │││││││ ┃││ ││┃ │││││││ └───────┘└─────┘ │││││││ ┃││ ││┃ │││││││┌────────────────────────────┐│││││││ ┃││ ││┃ ││││││││ 四足類 ││││││││ ┃││ ││┃ ││││││││┌───┐┌─────────────────────┐││││││││ ┃││ ││┃ │││││││││両生類││ 羊膜類 │││││││││ ┃││ ││┃ │││││││││カエル││┌─────┐┌─────┐┌─────┐│││││││││ ┃││ ││┃ │││││││││イモリ│││ 爬虫類 ││ 鳥類 ││ 哺乳類 ││││││││││ ┃││ ││┃ ││││││││└───┘││ヘビ、ワニ││ハト、タカ││ヒト、イヌ││││││││││ ┃││ ││┃ ││││││││ ││トカゲ ││スズメ ││クジラ ││││││││││ ┃││ ││┃ ││││││││ │└─────┘└─────┘└─────┘│││││││││ ┃││ ││┃ ││││││││ └─────────────────────┘││││││││ ┃││ ││┃ │││││││└────────────────────────────┘│││││││ ┃││ ││┃ ││││││└──────────────────────────────┘││││││ ┃││ ││┃ │││││└────────────────────────────────┘│││││ ┃││ ││┃ ││││└──────────────────────────────────┘││││ ┃││ ││┃ │││└────────────────────────────────────┘│││ ┃││ ││┃ ││└──────────────────────────────────────┘││ ┃││ ││┃ │└────────────────────────────────────────┘│ ┃││ ││┃ │ │ ┃││ ││┃ │ 旧口動物・新口動物 │ ┃││ ││┃ │ 体壁と消化管の隙間を体腔と呼び、体腔が内胚葉で包まれているものを真体腔と呼ぶ │ ┃││ ││┃ │ 初期胚の体内を貫通する腸管が貫入した入口(先にできた口なので原口とか前口と呼ぶ)と │ ┃││ ││┃ │ 初期胚の体内を貫通した腸管が反対側に出た出口(後にできた口なので後口と呼ぶ)が各々 │ ┃││ ││┃ │ 何になるかによって旧口(前口)か新口(後口)かに分ける │ ┃││ ││┃ │ │ ┃││ ││┃ │ 入口が口になり、出口が肛門になるのが旧口(前口) … 入口:旧い口 │ ┃││ ││┃ │ 出口が口になり、入口が肛門になるのが新口(後口) … 出口:新しい口 │ ┃││ ││┃ │ │ ┃││ ││┃ └──────────────────────────────────────────┘ ┃││ ││┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛││ │└────────────────────────────────────────────────────┘│ └──────────────────────────────────────────────────────┘
・------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------・
:起源生物┬原核生物┬真正細菌(バクテリア) シアノバクテリア(藍藻、藍色細菌) : : │ │ 紅色硫黄細菌、亜硫酸菌、枯草菌 : : │ │ 大腸菌、乳酸菌、放線菌 : : │ │----------------------------------------------------------------------------------------------------------: : │ └古細菌(アーキア) メタン生成菌、超好熱菌 : : │ : 高度酸性菌、高度好塩菌 : : │--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------: : └真核生物┬原生生物┬植物性┬藻類┬緑藻類 アオノリ、アオサ : : : │ │ │ │----------------------------------------------------------------------------------: : : │ │ │ ├紅藻類 テングサ : : : │ │ │ │----------------------------------------------------------------------------------: : : │ │ │ └褐藻類 コンブ : : : │ │ │----------------------------------------------------------------------------------------: : : │ │ ├ミドリムシ類 ミドリムシ : : : │ │ │----------------------------------------------------------------------------------------: : : │ │ ├渦鞭毛藻類 ツノモ、ヤコウチュウ : : : │ │ │----------------------------------------------------------------------------------------: : : │ │ ├珪藻類 ハネケイソウ : : : │ │ │----------------------------------------------------------------------------------------: : : │ │ ├卵菌類 ミズカビ : : : │ │ │----------------------------------------------------------------------------------------: : : │ │ ├変形菌類(真正粘菌) ムラサキホコリ : : : │ │ │----------------------------------------------------------------------------------------: : : │ │ └細胞性粘菌類 タマホコリカビ : : : │ │------------------------------------------------------------------------------------------------: : : │ └動物性┬肉質虫類 アメーバ : : : │ : │----------------------------------------------------------------------------------------: : : │ : ├鞭毛虫類 トリパノソーマ : : : │ : │----------------------------------------------------------------------------------------: : : │ : ├繊毛虫類 ゾウリムシ : : : │ : │----------------------------------------------------------------------------------------: : : │ : └胞子虫類 マラリア病原虫 : : : │----------------------------------------------------------------------------------------------------------: : : ├植物┬コケ植物─┬コケ類 ゼニゴケ : : : │ │ │----------------------------------------------------------------------------------------: : : │ │ ├ツノゴケ類 ツノゴケ : : : │ │ │----------------------------------------------------------------------------------------: : : │ │ └鮮類 ミズゴケ : : : │ │----------------------------------------------------------------------------------------------------: : : │ └維管束植物┬シダ植物┬シダ類 ゼンマイ、ウラジロ、ワラビ : : : │ : │ │------------------------------------------------------------------------------: : : │ : │ ├トクサ類 トクサ : : : │ : │ │------------------------------------------------------------------------------: : : │ : │ ├マツバラン類 マツバラン : : : │ : │ │------------------------------------------------------------------------------: : : │ : │ └ヒゲノカズラ類 ヒゲノカズラ : : : │ : │----------------------------------------------------------------------------------------: : : │ : └種子植物┬裸子植物┬球果類 スギ、ヒノキ、メタセコイア : : : │ : : │ │--------------------------------------------------------------------: : : │ : : │ ├ソテツ類 ソテツ : : : │ : : │ │--------------------------------------------------------------------: : : │ : : │ └イチョウ類 イチョウ : : : │ : : │------------------------------------------------------------------------------: : : │ : : └被子植物┬双子葉植物┬合弁花類 アサガオ、ツツジ、タンポポ : : : │ : : : │ │--------------------------------------------------------: : : │ : : : │ └離弁花類 アブラナ、エンドウ、サクラ : : : │ : : : │--------------------------------------------------------------------: : : │ : : : └単子葉植物 イネ、コムギ、ショウガ、ラン : : : ├----------------------------------------------------------------------------------------------------------: : : ├菌類┬担子菌類 シイタケ、ヒトヨタケ : : : │ │----------------------------------------------------------------------------------------------------: : : │ ├不完全菌類 アオカビ : : : │ │----------------------------------------------------------------------------------------------------: : : │ ├子嚢菌類 アカパンカビ、酵母、冬虫夏草 : : : │ │----------------------------------------------------------------------------------------------------: : : │ ├接合菌類 クモノスカビ : : : │ │----------------------------------------------------------------------------------------------------: : : │ └ツボカビ類 カエルツボカビ : : : │----------------------------------------------------------------------------------------------------------: : : └動物┬無胚葉─海綿動物 カイロウドウケツ、カイメン : : : : │----------------------------------------------------------------------------------------------------: : : : ├二胚葉┬有櫛動物(刺胞なし) クシクラゲ : : : : │ │--------------------------------------------------------------------------------------------: : : : │ ├刺胞動物(刺胞あり) サンゴ、イソギンチャク : : : : │ │--------------------------------------------------------------------------------------------: : : : │ └平板動物 センモウヒラムシ : : : : │----------------------------------------------------------------------------------------------------: : : : └三胚葉┬旧口動物┬無体腔─扁形動物┬渦虫類 プラナリア : : : : : │ │ │----------------------------------------------------------------: : : : : │ │ ├吸虫類 ジストマ : : : : : │ │ │----------------------------------------------------------------: : : : : │ │ ├単生類 フタゴムシ : : : : : │ │ │----------------------------------------------------------------: : : : : │ │ └条虫類 サナダムシ : : : : : │ │----------------------------------------------------------------------------------: : : : : │ ├偽体腔┬冠輪動物─輪形動物 ツボワムシ、ネズミワムシ : : : : : │ │ │--------------------------------------------------------------------------: : : : : │ │ └脱皮動物─線形動物 カイチュウ、線虫、鞭虫 : : : : : │ │----------------------------------------------------------------------------------: : : : : │ └真体腔┬冠輪動物┬環形動物 ヒル、ミミズ : : : : : │ : │ │----------------------------------------------------------------: : : : : │ : │ └軟体動物┬二枚貝類 ハマグリ、アサリ : : : : : │ : │ : │------------------------------------------------------: : : : : │ : │ : ├巻貝類 アワビ、サザエ、カタツムリ : : : : : │ : │ : │------------------------------------------------------: : : : : │ : │ : └頭足類 タコ、イカ、オウムガイ : : : : : │ : │--------------------------------------------------------------------------: : : : : │ : └脱皮動物─節足動物┬鋏角類 クモ、サソリ、カブトガニ : : : : : │ : : │------------------------------------------------------: : : : : │ : : ├多足類 ムカデ、ゲジ、ヤスデ : : : : : │ : : │------------------------------------------------------: : : : : │ : : ├甲殻類 エビ、カニ、ミジンコ、フジツボ : : : : : │ : : │------------------------------------------------------: : : : : │ : : └六脚類┬内顎類 トビムシ、コムシ、カマアシムシ : : : : : │ : : : │----------------------------------------------: : : : : │ : : : └昆虫類 カブトムシ、ゴミムシ : : : : : │ : : : : チョウ、ガ、トビケラ : : : : : │ : : : : ハエ、カ、アブ、ノミ、シラミ : : : : : │ : : : : スズメバチ、ミツバチ、アリ : : : : : │ : : : : セミ、カメムシ、アザミウマ : : : : : │ : : : : バッタ、キリギリス、コオロギ : : : : : │ : : : : カマキリ、カゲロウ、トンボ : : : : : │ : : : : ゴキブリ、シロアリ : : : : : │--------------------------------------------------------------------------------------------: : : : : └新口動物┬毛顎動物 ヤムシ : : : : : : │----------------------------------------------------------------------------------: : : : : : ├棘皮動物 ウミユリ、ヒトデ、ウニ、ナマコ : : : : : : │----------------------------------------------------------------------------------: : : : : : └脊索動物┬原索動物┬頭索類 ナメクジウオ : : : : : : : : │--------------------------------------------------------------: : : : : : : │ └尾索類 ホヤ : : : : : : : │------------------------------------------------------------------------: : : : : : : └脊椎動物┬無顎類 ヤツメウナギ : : : : : : : : │--------------------------------------------------------------: : : : : : : : └顎口類┬軟骨魚類 サメ、エイ : : : : : : : : : │------------------------------------------------------: : : : : : : : : └硬骨魚類┬条鰭類 コイ、タイ : : : : : : : : : : │--------------------------------------------: : : : : : : : : : └肉鰭類┬シーラカンス類 ラティメリア : : : : : : : : : : : │------------------------------------: : : : : : : : : : : ├肺魚類 ハイギョ : : : : : : : : : : : │------------------------------------: : : : : : : : : : : └四足類┬両生類 カエル、イモリ : : : : : : : : : : : : │----------------------------: : : : : : : : : : : : └羊膜類┬爬虫類 ヘビ、ワニ : : : : : : : : : : : : : │--------------------: : : : : : : : : : : : : ├鳥類 ハト、タカ : : : : : : : : : : : : : │--------------------: : : : : : : : : : : : : └哺乳類 ヒト、イヌ : ・------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------・
(参考)二界説 … 動物界:動いてえさをとるもの(動物性原生生物、動物)
植物界:動物ではないもの(原核生物、植物性原生生物、菌類、植物)
生物全体:184万種 … 世界で確認されている生物種数
動物:130万種┬節足動物:109万種、全動物種の85%以上を占める、大部分が昆虫:100万種 植物: 37万種├軟体動物: 6万種 菌類: 14万種├脊索動物: 7万種┬魚類:3万種 藻類: 2万種└ その他: 8万種├鳥類:1万種 その他: 1万種 └両生類+爬虫類+哺乳類+その他:3万種 地球上の生物種数は推定約870万とする研究報告発表(2011) … 未知の生物を含む 陸上種650万、海洋種220万 → 陸上種の86%、海洋種の91%が未知種 国際自然保護連合はレッドリストを公開(2019) … 絶滅危惧種の数は28,338種 1975年~2000年の25年間に年平均4万種、13分間に1種の生き物が絶滅 環境省レッドリスト(日本の生物) 野生動物の3割が絶滅危惧種 野生植物の2割が絶滅危惧種
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