◆弥治郎系 誠古型くびれロクロ
 工人 佐藤誠孝 1.5寸 ・極小こけし


工人 佐藤誠孝は3人の先達と実父、誠を
含む二人の師匠よりその数90にも及ぶ、
様々な古型を継承。
一家揃ってこけし工人。素晴らしい!

「日本のイイトコドリ”ライフスタイル誌『nid』という雑誌で特集を組まれていた、あの木地処さとうさんのこけしです。

記念すべき第一号です。
だいぶ前にこけし本でこけしを見ていたのですが(表紙だけ)それきりになっていました。

後々、突然こけしが欲しいと思い立ち、まずは小っちゃなこけしだろう!とネットで検索したところあまりに可愛らしい小さなこけし発見!
色合い、模様、シルエット、表情。どれをとっても新鮮でお洒落に見えました。これが伝統こけしと言うものなのか・・・と衝撃を受けたのを覚えています。一目惚れでした。
これが女なら「ケッコンしてくださいっ!一生大事にします!」と言うところでした。

「こけしって暗い、ダサい、可愛くない」と思ってたとしても、これを見たら変わるんじゃないでしょうか?
ちなみに私もそう思っていました。
ところが実際は違ってたのです。

お洒落だし、表情は1つとして同じのがなくて、面白いし、可愛いし。しかも昭和の古い部屋にも似合うけれど、現代的な部屋にも似合う!
そして温かい。

初こけしとしてもすんなり受け容れられる表情だと思います。

こうして第一号のミニミニこけしを手に入れた私のこけし道が始まるのでした。