三峯神社落慶式

平成15年6月19日に岩井山の三峰神社で
修復の落慶式を行いました。
当日は埼玉県の秩父から
三峰神社の神主さんがおいでになり
お払いをしてくださいました。
カミとホトケが共存する日本の国と
それを諾とする国民性は
世界にほこれるものではないでしょうか
 
三峰神社の参道には美しい山百合が
咲き競っていました

 
 神前に供えられた物。
神にもホトケにもさまざまな物が
供えられます。
それは、賓客に対する礼を
尽くすようなことでしょう。
神様も喜んでおられる事と思います。
  


 

眼下には穏やかな御宿の海
神官と僧侶が並んで三峰のカミに
落成を報告しました。
秩父の三峰神社では、カミの使いを
19日の午後に全国から呼び集めて、
力を蓄えてもらう儀式を執り行うのだそうです。
山頂のカミはきっと全国の神々に
報告してくれることと信じます。
一年間カミの威力を使って三峰を信仰する
人々を守るのは大変なことなんでしょうね。
三峰のカミのお使いのリフレッシュの時を
選んでの行事は、また一層感慨深いものに
なりました。
普段でも足を引きずりながら歩いている
80歳を超える高齢の信者さんも280段の階段を
ものともせずに参拝していました。
一心岩をも通すという言葉がありますが、
魂魄嬉々たるものを感じます。合掌

今回の修復は、須賀三峰講の皆さんが中心になり浄財を集めて完成したものです。
講員の皆様には心から御礼申し上げます。ありがとうございました。
最明寺の奥の院三峰神社への参拝は280段の階段を登らなければなりませんが、
素晴らしい眺望はきっと満足できると思います。是非現地をご参拝ください。