2006年6月の日記

2006/6/30(Fri):唐突歌唱
夜、弟が帰ってきて開口一番「カラオケ行かないか」と言い出したので
日付が変わる頃まで歌って歌ってソフトクリーム食べてましたU-st○leで。
そんな訳なので、今日の小説掲載はちょいと厳しく。
ある程度までは書いてあったので、確立九割で明日は載せられそうですがっ。

そしてWeb拍手ですg
>New博士★ 「博士★」 byきすけ&シルフィ 
よーし貴方達ちょっと其処に正座。
某博士の様に身体改造とか出来ればお仕置きとして言う事無しなのですが、
流石にそれは無理なので研究室から持ってきた正体不明の薬品投与実験の被検体になって貰いましょう(ごそがちゃ


『トートストーの殺戮歌唱』
過去の短期間にのみ編成されていた第三十七特別分隊の長が、
戦場に於いてその余りに突出した魔術の才を世に知らしめた時に得た仇名。
歌唱、と有るが特定の歌詞と旋律に従って歌うのではなく、
実際には必要最低限の呼吸のみを挟み朗々と言葉を語り続けるだけである。
だが魔術行為としてそれを行なえば本来散発的に発動する<<発生魔術>>が連続的に発動し続ける事となり、
それによってもたらされた圧倒的な破壊力を当時の戦場で見た者は
「あれは雨の代わりに爆炎と衝撃波の降る台風だ。
 あんな状況で生き残れる人間なんて、魔術を使ってる本人ぐらいのものだろう」
と語る程であり、個人の技能で在りながら戦略級の威力を振るったとされている。
だが魔術素養に優れた人材を選りすぐった第三十七特別分隊においても、
『殺戮歌唱』に要求される「連続した長時間の精神集中」と
「必要な魔術を正確に構築し続ける」事を可能とした者は分隊長のみだったと言われ、
それ故か後にも先にも『殺戮歌唱』の使い手はもう現れないだろうとまで言われている。


日記の題を書いたときにふと思い出したので設定から小出し。
本編であまり細密に触れる事も無いと思われるので、これくらいはしても良いよなぁ、と。
2006/6/29(Thu):ざっぱりと
髪を斬ってきました。よって今日からはNew梳野とお呼び下さい明日には通常営業ですが。


そしてWeb拍手
>10:30頃のニイピー君。
いえあのものっそい私信臭に反応の仕方を悩んだと言うか電話で口上した通りです。
あと君程はパチェってないと思います。多分。きっと。もしかしたら。



── 2ndRide:Independence ──(3rd)

 セーリィを手にしている時の少年は、静止した状態からでも音速超過速度までほぼ一瞬で加速する事が出来る。
しかしその加速力も音速以下と音速以上では勝手が違い過ぎた。
 そもそもセーリィの力に頼って空を飛んでいる少年が空力特性などを考えられている筈も無く、
そんな状況で音速を超えれば当然ながら様々な問題が生まれる。
 物体が音速を超えれば其処に強烈な衝撃波が発生する。その衝撃から少年の身を護らなければならない。
その為に音速超過状態では防護障壁の出力を普段使用する貯蓄領域ではなく、常導出力から確保する必要が有るが
常導出力が普段は割り当てられない防護障壁へと回されれば、その分だけ加速力は低下せざるを得ない。
 結果として少年の飛行速度は音速を超えた所で急激に伸びなくなり、実質の最高速度はマッハ1.1ほど。
一方、旋回性を重視して設計されていると言えど、対幻獣仕様戦闘機の最高速度はマッハ1.5に及ぶ。
 その最高速度の差から来る結果は、いま正に少年が身を持って体感している最中である。
包囲された状態からでも、不意をついた急加速で一気に振り切れるだろう、と少年だけではなくセーリィも考えていた。
だが最高速度は二人の予想以上に伸びず、すぐに戦闘機の小隊にに追いつかれてしまう。
 戦闘機では到底追従出来ない急激な方向転換も、最初の数回こそは有効だった。
しかし何度か引き離しても速度差で追いつかれるのみならず、相手は編隊の理を生かして陣を組み
時間差の追撃によって一機を離せば一機が食いつく膠着状態に追い込まれる。
 ヴェイパートレイルを描きながら音速のエアチェイスを繰り広げるさなかで、
少年が僅かに覗き見たトレーインバッゼの上空には戦闘ヘリが点在していた。
 強引に降りる事は不可能では無いが、それを断行した所で意味がない。
 海面すれすれを疾走する少年と、巻き上がる飛沫に巻き込まれぬ距離をとって追従する戦闘機。
 少年が海中に潜る事を提案するが、付近の海域は比較的浅い上に透明度が高い。
更に水中となればいよいよ持って飛翔速度が激減する。あまりにもメリットに欠けた提案をセーリィは否決。
 しかしそんな無謀な方法さえ検討したくなるほどに、二人の置かれた状況は逼迫していた。
 セーリィに仕込まれた安全機構は人を対象に火力を発揮出来ない様にされており、
戦闘機に搭載された火器は守勢に徹するセーリィを凌駕するには余りにも力不足。
一見すれば互角の条件にも見える。
 だが国防軍は燃料と人員を換える事で長丁場に耐えられても、少年の方はそうも行かない。
 状況を打開する策は数える程も無い。
だが、無い訳では無い。しかしそのほぼ唯一とも言える手段さえ、不安要素は山盛りだ。
しかしそれ以外に手はない。
 決意した少年が、再度可能な限りの最高速まで加速して飛翔する。

 完璧なまでにトレーインバッゼへと背を向けて。


To be continued, 2ndRide.


予想以上に文章量が膨れてしまった事と、つい酒を飲んでしまった事もあって続いてしまいました。
まぁ、後一回以上膨れる事も無いとは思いますが……
2006/6/28(Wed):書けや書けや
まとめページの作成とどっちを優先するか悩んだのですが、本編再開と言う事で。

その前にWeb拍手
>23:10の。
見 ら れ て た ー ! 口調からしてD氏でしょうか!?
いえあのサボってた訳ではなく結構真面目に悩んでたのですよ具体的には生かすか殺すか。



── 2ndRide:Independence ──(2nd)

 物陰に潜み息を殺す。
近くを通る足音に反応して飛び出しそうになる心臓を、必死に口を閉ざして押さえ込む。
 セーリィの強化を受けた聴覚でも分かるほどに足音が遠ざかり、
やがてそれが途絶えたのを確かめると少年は素早く立ち上がった。
 そして目の前に並ぶ物を乱雑に掴むと、音を立てぬ様にしかし素早くその場を離れる。
 全ては迅速に、そして誰も気付かぬ間の出来事だった。
これが初めての作業である事を考えれば、その手際は決して悪くない。

 万引きの手際が良かった所で、誰に自慢出来るというものでも無いのだが。

 あぅあぅ、と見るからに意気消沈した鳴き声(?)を漏らしつつ、少年が万引きしたての弁当を口に運ぶ。
郊外を大回りする道路沿いに建てられていたガソリンスタンド兼コンビニエンスストア。
それを発見したのは良かったのだが、少年の財布の中身は僅か550ドラインしかなかった。
 具体的に言えば、コンビニの裏口で搬入作業中だった弁当を一つ買うと殆ど残らない額である。
『……コンビニのお弁当なんて、だいたい搬入した内の何個かは破棄になるんです。
 あまり気に病んでると、折角の食事が美味しくなくなりますよ?』
 そう言うセーリィの口調も何処か白々しかった。
少年は視線を逸らされている様な気がしていたが、そもそもセーリィには視線自体が無い。
『私の認識障壁を使って食事を勝手に分けて貰う、と言う最低ラインが確保出来ただけでもマシだと思って下さい』
 少年は素直に頷くが、やはりその顔は浮かない。もそもそと重い空気の下、気まずい沈黙の中で食事を終える。
 それを待ち構えていたかの様に──
『!!』
空が黒く歪んだ。
 幻獣達が現れる直前に見られる特異現象の一つだ。
すかさず少年はセーリィを手にして、意気揚々と空へと飛び立つ。
 ある意味自業自得ではあるが、今の境遇を八つ当たるには丁度良い相手がやってきたのだから。

 現れた幻獣達は昨夜交戦したのと同じタイプが殆どの様だった。
爬虫類の様な翼と鋭い鍵爪を持つ「悪魔型」に、一見すると只の大きい鳥ながら口から光弾を吐く「鳥型」。
 それとやたら数だけは多い「羽虫」。
 どれもセーリィの火力ならば鎧袖一触で撃ち落とせるモノばかりである。
 昨夜の経験から来る慣れと強敵が居そうにない安心感もあり、
少年の戦い方は全力を尽くすと言うよりも限界を確かめる動きに近い。
 「悪魔」の振るう鍵爪の有功距離を確かめ、皮一枚程の誤差を修正していく。
 「鳥」の吐く光弾の速度を見極め、斬撃でかき消す事が出来る限界距離の確認、
敢えて直撃を一発受ける事でセーリィの防護障壁にどれだけ支障が出るかも検証。
 遠くに居る「羽虫」を相手に銃撃の有効射程の認識と照準の合わせ方を微調整していく。
 セーリィがもたらす圧倒的な戦闘力に対抗出来る幻獣が現れる気配は感じられない。
結局、空に生じた「歪み」が消えてから幻獣達が全滅するまでにそれほど時間はかからなかった。
 しかし他愛ない、と言う感想を抱くにはまだ早い。
少年にしてみれば此処からが本題であり、難題でもある。

 当然ながら、幻獣が現れた時に戦っているのは少年だけではない。
セーリィの火力に巻き込まれまいと遠巻きながら、国防軍の兵士達もまた幻獣と死闘を繰り広げている。
 むしろ、国防軍と幻獣との戦いこそが幻獣掃討の本来の光景だった。
ただしそれは何時間単位、時には数日かけてやっと殲滅に至ると言うものではあるが。
 そして今も少年の周囲を国防軍の主力兵器が取り囲んでいる。
 幻獣襲来に戦線を即時展開する為の戦闘機に、最高速度よりも小回りが厄介な幻獣に対応出来る主力の戦闘ヘリ。
どちらも主兵装は対幻獣用の特殊機銃で、基本的にはセーリィの守護障壁の前には無力だ。
 だが少年を取り巻く空気は敵意とも戦意ともつかない緊張感で溢れている。
その刺々しい感覚に、セーリィは少年と周囲の空気を感じ取る超感覚の共有を絶つ。
まだ幼いと言っても差し支えない彼を、国防軍人が放つ大人の戦意に晒すのは酷だろう、と。
 少年が足元を盗み見る。
トレーインバッゼはいつもと変わらぬ様子で海上に浮かび遊浪していた。
 だからと言って気安く其処に戻る事は出来ない。
昨夜と違い、今はまだ太陽が頂点に届かぬ程度に早い昼。
いま足元の遊浪大陸に降りれば、何処に少年が降りていくかは完全に筒抜けとなる。
 そうなれば国防軍に追跡の段階を踏み越えて包囲・確保の為の行動を起こされてしまうだろう。
周囲をゆっくりと取り囲み始めた国防軍の兵器を、少年は一度振り切ってしまわなければならない。
 少年にとって幻獣戦よりも過酷なエアチェイスが始まった。

To be continued, 2ndRide.


長くなったのでいったん切り。
もう一丁載せて2ndRideは終わる予定ー
2006/6/27(Tue):大絶賛無気力中
どうも、高低の波が激しいにも程が有る梳野です。
日刊連載と意気込んでたのが嘘のようですなぁ。
2006/6/22(Thu):書く時間ないー
友人のPC自作プランを相談してたらブラジル戦が始まりかねない時間です。
流石にさっさと寝ないとなので二日連続でミンナのキボウはお休みと言う事でー

明日も更新出来ない可能性大なのですが、まぁそれはそれと言う事で。
2006/6/21(Wed):書けない時もある
転勤初日の新店長と他店からのヘルプさんと梳野の三人で店を〆るとかすると流石にちょっと体力が。
それでも頑張る方向で考えていたのですが、食事したり風呂に浸かったりしたら
ちょっとこうアレがソレな感じに無理そうなので今日は小説お休みと言う事で。
本来は長くても二十分程度でしかない日記更新の時間を大幅拡張して執筆している今のスタイルを
普通の小説を書くのと同じように別の時間を確保した方が、
毎日連載と言う意味では確実かも知れませんがミンナのキボウは即興文である事も
課題と言うかコンセプトの一つなのでどーしようかなー、と考え中。
実際の所、何かしらの要望が有ったりする訳でも無いので梳野の心情一つなのですけどね。
2006/6/20(Tue):そして書いてる
流石に小説を毎日更新と言うのは負担が大きく。
特にバイトが大変だった昨日などは書こうと思ったら寝てまして。
更に今日もエースコンバット4を買ってしまったものでフォックストゥー!!


── 2ndRide:Independence ──

『ヒーローとは全ての後にその功績ばかりが讃えられる。
 結局の所、それ以外の事はみんな基本的にはどうでも良いのだろう』

 良く知らない鳥の鳴き声で目を覚ます。
野宿するにはまだ無謀な季節だったが、特に体が冷えていると言う事は無かった。
 昨夜、竜を倒した後でセーリィの誘導するままにトレーインバッゼの郊外へ下りたのだが、その後
『初めての戦いの後ですし、出来るなら真っ当な寝床でゆっくり休んで欲しいのですが……
 国防軍に見つかって騒動になっては、ゆっくり休むどころでは無いでしょう。
 私も気乗りしませんが、野宿……しか無いのでしょうね。
 せめて気温だけでも私の力でどうにかします。貴方の好きな所で休んでください』
と説得されて野宿する事になった。
 まったく不満が無いと言えば嘘になるが、体はさほど疲れて無かったしセーリィが傍らに居れば身の危険は無い事。
そして何より、説得する彼女の本当に申し訳なさそうな口調に逆らうのは悪い気がした。
『お早うございます。何処か体の不調とかは有りますか?』
 傍らに置いておいたセーリィがどう聞いても寝起きには聞こえない口調で問いかける。
少年は大丈夫だよ、と短く返事をすると立ち上がって背伸びを一つ。
 一日が始まろうとしていた。色々な意味で「新しい」一日が。

『私たちが最初に出会ったときに言った筈ですが、私の存在は本来なら国防軍の中でも最高級の機密です。
 あの場に居合わせた人達ならばまだしも、それを手にしたのみならず所持したままで失踪した
 貴方の行方を国防軍が相当に必死で探しているだろう事は疑いようがありません』
 セーリィの言葉に少年が無言で頷く。
『私には「認識障壁」と言う特殊空間を展開する能力が有ります。
 ですがこれは幻獣には基本的に通用しない事もあって、あまりあてになる物ではありません。
 半径100mまで展開出来ますが、そもそも障壁の外側から中を見られた際には全くもって無力です』
 ならばむしろ街中に下りたほうが良かったのでは無いかと問う少年に、セーリィは一瞬の間の後で答える。
『もう一つの欠点としてカメラを通した映像など、機械の記録も誤魔化せません。
 あくまでも半径100m以内に居る「人間」の認識を誤魔化すだけです。
 それと街中に降りるのは別の観点から見ても良くないでしょう?』
 確認を取るようなセーリィの疑問系の口調に対し、少年は三秒間のインターバルを置いて困った様に首を傾げた。
『……貴方の戦いを見ていた人が居ないとは思えません。
 それなりの高度で戦っていたとは言え、カメラやビデオに納めた人も居る事でしょう。
 そうなれば国防軍の情報規制と、インターネットでの映像流出とでイタチごっこでしょうね。
 そして貴方はその時と同じ服を来ている。せめて服装を変えて帽子の一つでも被れれば良いのですが……』
 少年とセーリィが揃って唸る。その数分後、セーリィが何かを吹っ切った様な声で呟いた。
『取り敢えず、通り掛かった人の身ぐるみを剥いてしまいましょうか』

 少年が、この日初めて首を横に振った。


To be continued, 2ndRide.


ちょっと量が少ないかもですが、いつも全力投球と言うわけにも行きませぬ故ご容赦をー
2006/6/18(Sun):更に書いてる

梳野のPCには知る人ぞ知る「Japanist」と言う日本語入力ソフトが入っているのですが、
Ver.が極めて古い事もあって漢字変換の語彙があまりにショボい上に学習機能もトンチンカンだったり。
と言うわけでATOKの体験版を試してみたのですが、これはこれでしっくり来なかったり。
Japanistの最新版の体験版が有れば良いのですけど、どうやらそう都合良く世の中が回ってる訳でもなさそうで。
さて、耐えるか挑むか……悩みますなぁ。


── 1stRide:A ray ──(2nd)

 引き寄せて爪の空振りを誘い、がら空きの肩に突きたてる。
急前進して腹部に蹴りを入れて怯んだ所を横一閃。
振り抜いたセーリィを下から大回しして後ろから来ていた奴を下から斬り上げ。
一匹の幻獣が遠くから吐いてきた火炎弾を切り払い、返す刀ならぬ砲でその一匹を焼き尽くす。
そのまま砲撃を振り回して遠巻きに囲む連中を薙ぎ払おうとするが、
射程範囲に国防軍機が居たので砲撃では無く射撃で個別に撃ち落とす。
 染みついていた恐怖を払ってしまえば、セーリィを手にした事で得られた力の大きさがより実感出来た。
 三種の攻撃はどれも強力で紙細工を叩き潰す様に幻獣を撃墜出来るし、
彼女によって強化された感覚は幻獣達の動きに追いつくどころか完全に読み切って先すら見えると言うほどだ。
 長身の大人程から乗用車級の大きさ程まで様々な種類の幻獣が立ちはだかるが、
少年と幻獣達を拮抗させているのは幻獣側が唯一勝る数の優位によるものであり、それさえも徐々に失われつつある。
 そんな圧倒的に一方的な戦いの中、少年の拡大された感覚は周囲の空気が徐々に変わっていくのを感じていた。
飛び立った時はあんなにも重くまとわりついていた筈の空気が、次第に軽く輝きを帯び始めている。
 それは物理的な変化──例えば湿度や温度など──による印象の違いではない。
『……分かりますか? 貴方の戦いを見ている人達が、貴方を応援しているのが』
 少年には元来備わっていなかった感覚野が、人々の心情を漫然とでは有るが感じ取っているのだ。
『是だけの綺麗な感情が集まるならば、私の力も一段高いレベルで引き出せそうです。試してみますか?』
 少年は僅かに首を横に振る。彼はゲームの類では必ず切り札を温存するタイプだ。
『分かりました、使うか否かは貴方の自由です。この様子では確かに使うまでも無いでしょうが──』
 その言葉に異を唱える様に、漆黒の夜空の中でも其と分かる程黒い歪みが生まれる。
歪みから漏れだす様にして異形が姿を表すが、その体躯は今まで駆逐してきた幻獣と明らかに格別である事を主張していた。
 体長は一戸建て、それも三階建ての住宅程か。体表は今までの幻獣が爬虫類のそれを連想させたのに対し、
いま現れた幻獣の体表には硬質の鈍い輝きを見せる鱗が隙間無く生えている。
 その全体が露になり、少年はいまさらにその姿を持つ者が何と呼ばれていたかを思い出した。
人が「竜」と呼んだ幻想と眼前の異形の姿が一致する。
 少年は半ば無意識に、右手のセーリィを握り直してた。

 僅かな睨み合いの後、少年が竜の口元から光が漏れていると気付く。
瞬間、静止していた少年は音速の壁を破るほどの急加速で上昇する。
 少年が水蒸気の傘を突き破った直後、先程まで彼が漂っていた場所を光すら放つ熱衝撃波が突き抜ける。
セーリィの守護障壁が有ったとしても、直撃は危険だと一目で分かる火力だった。
 それを見た少年は反射にも近い決断で竜に接近する。
 音速を超えた突進に、剣の形を取っていたセーリィの切っ先は細く白いヴェイパートレイルを描く。
肉薄しその脇を潜り、叩きつけると言うよりは撫でつける様にしてすれ違う。
だがその手に返ってくる物が反発する感触が、何よりもこの竜が一筋縄では行かないと語っていた。
 そもそも他の幻獣はセーリィの作る抹消空間に抵抗出来ず、その意味で少年の手はまだ「斬った」感触を知らない。
そして今も到底「斬った」と言える様な手応えでは無かった。
 振り向けば竜も少年に向き直り、どう攻めるかと言わんばかりに彼を睨んでいる。
 少年の意識がセーリィに呼びかけた。

了解(ラジャー)仮想門(ロジカルゲート)開放準備、 感覚強化方式を感応(シンクロ)から 強制同調(オーバーライト)に変更。
 圧縮突撃仕様(モード・アクセルランページ)、開始します』

 セーリィの宣言と同時、彼女の体が赤い仄かな光を纏い其を持つ少年は世界を置き去りにする。
先程までと同じ感覚で動いているにも拘らず、竜の動きが空気の流れが時間の経過が余りにも遅い。
 そして少年は右手に熱の様なものを感じていた。
厳密に言えばそれは熱では無くセーリィの扱える出力である。
あれ程の力を誇ったセーリィの攻撃が、まだその上を発揮出来ると言う事だ。
 一度しっかりとセーリィを握り直し、少年が再び突撃する。
竜の反応を上回るその突撃速度はもはや音速の数倍にも達していた。
 大気による衝撃波に耐えた竜が、自分の頭部に在る影に気付いた時には少年がセーリィを叩きつけている。
少年は弾き飛ばされた頭部を追い抜いて、逆方向に追撃。
振るわれるだけで音速を超える斬撃を二発、それも一撃目の衝撃を全て体内に押し込まれる様な追撃を受けた竜は
しかしまだ戦意を失わずその戦意に追いつくだけの戦力は残っている様だった。
 だが竜が振るった、否、竜に振るわせた爪は少年の障壁にすら届かずに空を裂く。
次の瞬間に始まったのは連続する音速超過よって絶え間なく鳴り響く轟音と、
瞬く間に竜を覆い尽くしていく水蒸気雲の発生だった。

 雲が晴れたとき、其処に居たのは四肢を歪に折られ全身から深緑の体液を流す満身創痍の竜の姿。
 そして直下、少年が振り上げたセーリィは今度こそ竜の体躯に突き刺さり
彼女から吹き出した赤い光の奔流によって夜空が見渡せる程の穴が開く。
 もはや竜に力が残っていよう筈も無い。重力に捕らわれた亡骸はそのまま空と同じように暗い海へと堕ちていく。
気付けば周囲からは幻獣の気配が完全に消え失せていた。

 勝利の余韻に浸るまもなく、セーリィの忠告に従って少年は逃げる様にトレーインバッゼの郊外へと降りていく。
夜明けにはまだ遠いが、人が初めて幻獣に大勝した夜が終わろうとしていた。


1stRide is over. Please wait next Ride.

2006/6/17(Sat):まだまだ書いてる

バイトが物凄く忙しかったので、かなり眠いのですが。
勢いが出てる内はそれに乗っておきたいのでー


── 1stRide:A ray ──

『絶望で塗りつぶされた夜空を一筋の希望が切り裂いていく。
 それは見つめるにはあまりに眩しく、しかし目を逸らす事が出来なかった』

 地に突き刺さっている瓦礫の悉くが、何の前振りもなく浮かびあがる。
取り巻いていた人々はその光景の意味を理解出来ずに眼前の光景を呆然と見つめていた。
その彼らが何か行動を起こすよりも早く、浮き上がった瓦礫は人の居ない方へ次々と撃ちだされて行く。
 そこで幾人かの機転が回る人々は気がついた。浮き上がった瓦礫の下には被災者が居たのだと。
その幾人が周囲に声をかけ、救助活動が再開されると同時にまだ大量に残る瓦礫の中から何かが歪む様な音が響き始めた。
 二次災害を警戒して周囲を見渡す人々は、瓦礫の山の中から突如撃ちだされた光の矢を目にする。
それが一体何だったのか。あまりに唐突な連続した超常現象を理解出来る者が居るはずも無かった。


 夜空に吹く風を追い越す速度で少年が飛んでいく。
その彼に、確かめる様に右手のセーリィが語りかけていた。
『幻獣に対する攻撃手段は大別して三形態有ります。銃撃と砲撃と斬撃。
 今の貴方に説明する必要は無いと思いますが……』
 少年は軽く頷いて返事をする。
セーリィを手にした瞬間から、彼女(?)が出来る事は聞かされずとも把握していた。
 力学的な物理干渉を基本として、其処から発展して幻獣の攻撃に耐えられる障壁の展開や飛行能力の発揮。
 攻撃方法はセーリィの単位時間力量の全てを注ぎ込んで抹消空間を展開出来る斬撃と、
常時弾幕を張り続けられる分時間当たりの火力がやや劣る銃撃や
高い単位時間力量を発揮出来るが周期的に一泊の休止が必要な砲撃。
 五感やそれ以外の感覚はセーリィと感応(シンクロ)する事で強化されていて、ともすれば世界が自分の物になった錯覚に捕らわれそうだ。
 自分が振るえる力の大きさ故に胸中に沸き上がる高揚感は、しかし直ぐに少年の脳裏を騒がせる感覚に諌められた。
振り向いた夜空の向こう、全身が灰色で彩られた幻獣が少年に向かってきている。
 少年が幻獣へと振り向いて右手のセーリィを握りなおす。
戦いが、始まろうとしていた。

 その外観を表すならば、趣味の悪いファンタジー系のゲームに出てくる敵、とでも言うべきか。
 空を飛ぶには小さい翼や、人型か獣型か分からない体躯や、無駄に鋭い指先の爪などは
それぐらいに現実離れしていると同時にあまりにも陳腐すぎる「恐怖」の形をしていた。
 その姿が近づいてくるにつれ、少年の体に緊張が広がり全身に蔓延する頃には指先が強張り
気がつけば意志に体が従わなくなっていた。
 当然と言えば当然か、つい十数分前までソレは恐怖し逃げる事しか許されない存在だったのだ。
どんどん近づいてくる『恐怖』に、抗いようの無い存在に、体が呼吸さえ忘れたかの様に硬い。
 そして目前にまで迫ったソレは鋭い爪を振り上げて──
『畏れる事は有りません!一刀の下に切り捨ててしまいなさい!』
身を庇うように振り上げたセーリィの抹消空間に巻き込まれ、塵芥の一片も残せずに消え失せた。
 恐る恐る、反射的に閉じていた目をゆっくりと開ける。
相当な遠方にこそ少年に気付いた幻獣達が彼を目指して飛んでいるが、
ついさっき眼前で爪を振り上げた幻獣の姿はいくら探しても見つからない。
 それが意味する事実を、セーリィから伝わってきた感覚によって理解する。

 なんだ、こんなものなのか。

 次の瞬間、セーリィへと意識を向けると彼女は返事すらなく全体を淡く光らせて、
一瞬でその身を剣から脇に抱え込む為の砲塔へと組み換えた。その砲塔をしっかりと抱え込む。

 そして放たれた夜空を切り裂く光条に、少年へと向かっていた幻獣達の悉くが飲み込まれ消え失せていった。

To be continued, 1stRide.


日記更新時に即興で書いてるので目標とする区切りまでは
時間的にちょっと無理が有りそうな感じですなぅ。
バイト疲れもある事ですし、ここらで適当に区切って以降次回と言う事でー
2006/6/16(Fri):まだ書いてる

Web拍手より

>なかなか面白そうだー>序章
ありがとうございます。
発想十秒構想三十分制作即興と言うきわめてジャンクフード的な作品ですが、
せめて匠バーガーくらいにはなれないものかなぁ、などと思いながら今日も一筆。


『契約 〜 The biginning〜』

 歩兵は突撃銃を手に走り、空では戦闘機が音速で飛び交いミサイルは成層圏を飛び越える。
そんな時代に、剣と言う武器はあまりにも旧く心もとない存在でしかない。
 そのはずなのだが。
いま少年の前に突き立った剣はそう言った常識やら何やらを問答無用に捻じふせる何かを感じさせた。
 剣、と表現したもののその形は拳銃に近い。グリップと砲身の角度をそのままに、
砲身部分をそのまま剣の刀身に置き換えればこの白い剣を正しく説明できる。
 そしてグリップ部分の根元。有機的な──血管の様、とも言える──装飾の中央に
深朱の輝きを放つ拳大程の石らしいものが埋め込まれている。
 誘惑されたように、と言うと正しくないだろうか。しかし確信のある行動でも無い。
ともあれ少年は半ば放心した状態でゆっくりと剣へと近づいていく。
そしてその手が剣の柄へ触れようとしたとき──
『お止めなさい!』
女性の声がそれを制した。
 明白に行為を咎めたと分かる声に少年が身を竦めて辺りを振り向く。
だがいくら周りを見渡しても、瓦礫を遠巻きに見ているだけの人間や
下敷きになった者を助けんと己の無力を嘆く人間しか見当たらない。
そう、誰も彼もが一人として(・・・・・)少年の事を気に留めていなかった。その傍ら、手に触れる程に近い剣を含めて、だ。
 そこに至って少年は自分の行動の不自然に気付く。そもそもその声は自分の前から聞こえて来た。
『貴方が触れようとしたものは国防法第四十七章十二条によって定められた特級機密に分類されます。
 つまり、本来ならば視認するだけでも司法取引無しには国防軍から開放して貰えないのですよ?
 ですがこの緊急事態を考慮すれば、後々特例が発令されて例外処理される事は確実です。
 悪い事は言いません。私の事は見なかった事にして、早く避難なさい』
 だがその言葉に少年は従わなかった。彼の中の何かがその言葉を頑に拒否していた。
その理由は本人にさえ分からない。ただひたすらに、少年の中の何かがその剣を取れ、と命じている。
『……そうですね。私の認識障壁を無抵抗で通過してきたのでした。それならばあるいは……』
 一瞬の沈黙は、恐らくはその声の主が悩んでいるのだろうか。
それが正しいかどうかはともかく、女性の声が次の言葉を吐く。
『……私の事を知らず、しかし確かに私を見据え私を手に、と望む貴方に問いましょう。
 貴方は悲劇を背負った事がありますか?』
 兄の様に慕っていた隣家のシェワールド兄さん。学校の友達アールバの父親。そして従姉のリメーナ姉さん。
それだけの悲しみを既に少年は得ている。
そして何より、その列に国防軍のファイターである自分の父親が加わらないとは誰も保障出来ない。
 何かを考える寄りも早く、少年の首は縦に振られていた。
『……次に。貴方が薄々勘づいている様に、確かに私を手にすれば幻獣と戦う事が出来ます。
 しかしそれは同時に、国防軍の人たちから犯罪者として追われる事にもなります。
 その覚悟はありますか?』
 迷った。だが足は一歩前に出ている。
『……では最後に』
 一度言葉が途切れる。その空白の意味が少年には分からなかった。
だがその後に続いた声には、悲痛さとも懇願とも言える何かしらの感情が込められていた。
『それでも貴方は──』

『私の力で、皆を救いたいと願うのですか?』

その言葉に込められた感情に、少年は返すべき言葉を迷う。
だから言葉の代わりに澱みない動作で手を伸ばし、白い剣の柄を握りしめた。

 少年の世界が一変した。
 感覚は鋭利かつ鮮明。
 空気の流れがまるで視覚するように読み取れる。
 呻きと助けを求める声は、即ち被災者の現在位置だ。
 体が軽い。いや、この表現は正しくない。
 内から自然と漏れだす何かの力だけで自然と浮き上がる体は、もはや軽い重いと言う範疇ではない。
『今から貴方が私の使い手(my master)です。私の名前はセーリィ。我が主人(マスター)の意志を叶える一振りのチカラです』
 その仰々しい言葉に少年は照れた様に頬をかく。『ご主人さま』と呼ばれるのが気恥ずかしいと呟いて。
『……分かりました。では、貴方が呼ばれたい名前を教えてください』
 少年が口を開く。その名は──


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純粋に平和を願った少年と、罪を背負った兵器と、
それを取り巻く人々が織りなした戦記。
奇跡ではなく、必然でも無く。
ただ人が生きる事を願った時に振るわれた剣の軌跡。
誰かの意思ではなく、しかし誰もがその胸に抱いていたモノ。

『ミンナのキボウ 〜 The Bravery fantasm 〜』

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長くなりましたが、これにてプロローグ終了。
次回が本筋第一回目と言う事で。

2006/6/15(Thu):それでも書いてる

『序章 〜 A culprit 〜』

 閉鎖された空間の中に浮かび上がる電影は、病的なまでに白々しい。
だが電影の前でせわしなく実行命令を打鍵していく男の顔は、
電影の白々しさを差し引いた所で真っ当な人間と判断するにはあまりにも病的だった。
 その息は荒く。
 その眼は見開かれ。
 その口は言を呟く。
「あぁそうだもっと早くこうするべきだったんだ無駄な犠牲無駄な金銭無駄な時間
 全てが無駄に浪費されていくくらいなら是くらいの禁忌を乗り越える度胸を持つ人間が
 やはり現れれて然るべきだったのに誰も彼も手をこまねいて自分の保身ばかり考えるから
 一人も本当に世界の事なんて考えやしないから私が立ち上がるしか無いじゃ──」
 男の言葉が不意に途切れる。
その眼がモニターに移される一点に穴よ開けとばかりに釘付けになっていた。
「あぁ凄い凄いよなんて凄い凄過ぎるにも程があるよ!
 まだ『開き』始めたばかりなのになんて数字だ!
 良いよスバラシイよ最高だよやはり私は正しいじゃないか畜生あの臆病者達め!!」
 男の顔が醜いとしか表現しようのない喜悦で歪む。
その醜態に冷や水を浴びせるように、穏やかな女性の声が問いかけた
『……貴方は、自分のしている事が分かっているのですか?』
「もちろん分かってる分かっているさ分かっているとも!
 要するに君は素晴らしくステキで最高でイカレそうなくらいイカす『兵器』なんじゃないか!
 あぁ早くはやくハヤク君に触れたい君を振りたい君とマジワリたい!!」
 だが冷や水をかけられたのはリチウムだったようだ。
女性の言葉に男の感は更に高まっただけで、其処に理性的な応答はもはや求められそうにない。
それを嘆く溜め息は無く、女性の声は抑揚の抑えられた言葉を続ける。
『貴方が、それで本当に皆を救う事が出来ると言うのならば構わないのですが』
「何を言うんだフラウライトトラーゲンデ!」
 男が力任せにキーボードを叩く。女性の言葉に気を悪くしたのではなく、
単に一作業を終えたゆえの景気づけのようだ。
「私程に世界を、いや皆の事を救いたいと願ってる人間が他に居る者か!
 さぁ開放コードは全部打ち込み終わったよ後は安全装置が全部外れるのを待つだけさ
 そうすれば君はその昏い眠りの淵から開放されて今度こそミンナノキボウとして解き放たれて空を舞うんだ
 その時に君を握っているのは勿論僕だ何故なら僕に僕は僕だけが君ヲおオおおぉォォぉォぉっ!!」
昏く狭い閉鎖された空間に、男の頂点に達した感情が響き渡る。
それを煩いとばかりに爆風が全てを吹き飛ばした。

 トレーインバッゼは遊浪(ゆろう)都市の中では有数の規模を誇る。
数百を数える浮宙大陸の中に配備された国防軍はたった三箇所のみでありながら、
その内の一つを有していると言う事はその規模と重要性を良く示していた。
 その国防軍に守られる事で、ここ十年程続いている謎の生命体軍との戦争にもいまだ堕す事無く耐え抜き続けていた。
 だが悲劇が無かった訳でもない。
警報に背を押されて道を走る少年にも、小さくない悲劇は平等に訪れていた。
しかし今の彼に出来る事と言えば、自分がその悲劇の表舞台に上がらぬためにと
一刻も早くシェルターに非難する事くらいのものである。
 ビル街の間を走り抜けるそのルートが安全かと問われるとそうでもないのだが
地下道は人が溢れかえっている事を考慮すると当面の安全と避難速度の面で地上の道に軍配があがる。
 息が少し上がってきたが、シェルターまでの道は残りあと僅かだ。
其処に辿り着けば後はただ待っていれば国防軍がどうにかしてくれる。
 だがそんな少年の日常と化した筈の行動をあざ笑う様に、ふと見上げた夜空の中で赤と黒の大華が咲いた。
続いて聞こえた音を聞き取る頃には、少年の足は後ろに振り返るとより速く地面を蹴っている。
 しばらくしてから訪れた大量の落下物が奏でる轟音と巻き上げる粉塵に、少年の五感が麻痺させられる。
吹きつける風の感触に、煙が去ったかと眼を開けた。
 瓦礫の様々な灰色とナニカから漏れだしている赤色。
 折り重なる落下物が崩れる音と悲鳴と呻き。
 それら全てを認識の外に追いやるほどに。
 目を逸らせない圧倒的な存在感で。

 朱い珠を抱く白い剣が突き立っていた。
2006/6/13(Tue):放置ング
更新しなくなって結構経ちますが、誰かに心配される訳でも迷惑かける訳でもないので
まだしばらくの間は大絶賛停止中という事になりそうな感じです。
2006/6/8(Thu):さて
このどうしようもなく止まってしまった筆はどうしたものかなぁ。
2006/6/6(Tue):左右の眼
梳野の目は左と右で微妙に色覚が違ってるのですょ。
具体的には左目が若干色温度が高く見えて逆に右は低く見えるのですけど。
実際のずれはほんとに僅かなので多分左右合わせて見れば
丁度いい感じになってるのだとは思いますが、こういう人ってどれくらい居るのかしら。
2006/6/5(Mon):あー
もう死んでも良いですか?
駄目ですか。
そうですか。
人生に一切の希望を感じられなくとも、貴方は生きろと仰るのですね。
それ何て拷問?
2006/6/3(Sat):う"ぁ"ー
もーだめ。
2006/6/2(Fri):明日は
朝七時半起床から夜十一時半バイト終了までスケジュールに空き無し。
よってさっさと寝ます。
2006/6/1(Thu):あ"ー
復調の兆しが全く見えません。
こうなると落ちるとこまで落ちきってリバウンド期待ですかねぇ。

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