駆け出しの吟遊詩人(トルヴァドール)のラヴェルは初めての長旅に出ようとしていた。 旅の目的は歌のネタを求めてで、ちょっとした観光気分。 しかし、故郷を出てすぐの町でイヤミな同業者で謎の男レヴィンと出会う。 旅先で出会った他の仲間や古くからの知人であるクレイル王子や聖騎士クヤンなどと共に 各地を歩き回るものの、ラヴェルは不運に巻き込まれっぱなし。 レヴィンの導きで伝説の存在と思っていた事項に次々と触れ、ラヴェルは知識を深めていくが、 やがてレヴィンの身の回りに不穏な気配が。 この謎の同業者の正体が割れた時、ついにレヴィンとクヤンの間で決定的な争いが勃発する。