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神々とメシア

真のお父様が明かされた、夜の神様と昼の神様とは。また、六マリアとは何だったのか。

夜の神様、昼の神様とは。万王の王、二代王、三代王とは。アダム、イエス、再臨主、真の父母、天地人真の父母とは。新しい堕落論、再臨論とは。家庭連合、サンクチュアリ協会、サンクチュアリ教会


1.ゼロ次元から基礎的な概念が生まれた過程

1−1 ゼロ次元、点、有と無

1−2 1次元、線、プラスとマイナス

1−3 2次元、面、正と反


1−1 ゼロ次元、点、有と無

まだ、宇宙や霊界さえも無かったとき、ひとつの自我だけがあった。他に何の対象も無く、単独だった。それが、ゼロ(0)次元である。

数学では、その状態を"点"という。まだ、事象が起きる前であったため、何の概念も経験も記憶も無かった。愛の概念が生まれたのは、この先、はるか後のことであった。

"点"から生まれた最初の概念は、"小"と"大"、つまり、小さい点と大きい点であった。そこから、"無限小"と"無限大"に発展し、それが、"消滅"、"遍在"という概念に至った。これをそれぞれ、"無"、"有"と表現すると、ひとつの"点"から、"無"と"有"の概念が生まれたことになる。これを数式で表すと次のようになる。

ここでいう次元とは、座標上の空間における自由度を表したものである。"点"の大きさをもって、立体とはいわないので注意を要する。


1−2 1次元、線、プラスとマイナス

次に、ゼロ(0)次元で生じた"無"の概念から、1次元に発展することができた。数学において、1次元は、"線"を意味する。"無"を中心として、プラスとマイナスに分離するとき、そこに直線が現れるのである。

プラスとマイナスの値を、共に1とすれば、次のように表すことができる。

0(無)=  1 − 1

この概念から、物質を構成する最小単位の素粒子が生み出されたと考えられる。その素粒子グループのひとつに、クォークがある。クォークの性質には色々あるが、その中の電荷について見ると、次の表のようになる。

クォーク6種の電荷を合わせると、プラス1になり、反クォーク6種の電荷を合わせると、マイナス1になる。さらに、クォークと反クォークの電荷を全て合わせると、ゼロになる。


1−3 2次元、面、正と反

続いて、ゼロ(0)次元のときに生じた"有"の概念によって、2次元に発展することができた。数学において、2次元は、"面"を意味する。"有"を数式で表すと次のようになる。

1(有)= (x/y) × (y/x)

(x/y)と(y/x)は、下の図のように反転した関係であり、(x/y)を"正"とするならば、(y/x)は"反"となる。ここでyは"進行"、xは"配列"を意味する。

"正"の概念は、物質が創造され、下の図のように3次元となるときに表れる。その際、中心の核が回転することにより、周囲の軌道は球形となる。