飼育係 しいくがかり
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とじる |
1960年代の百合小では 校舎(こうしゃ)の北側(きたがわ)、その後(ご)に体育館(たいいくかん)ができたところに、 うさぎやにわとりなどの飼育小屋(しいくごや)がありました。 体育館ができたのは1970年(S.45)になってからのことです。(2010年に取り壊(こ)された旧体育館(きゅうたいいくかん)のこと) 小屋(こや)ではミンクも飼(か)っていました。 あの女性(じょせい)が好きな毛皮(けがわ)をとるミンクです。 こどもたちは金網越(かなあみご)しにえさをやるだけで直接(ちょくせつ)さわることはありませんが、 ミンクは肉食(にくしょく)で歯(は)も鋭(するど)く獰猛(どうもう=つよくてらんぼうなこと)なのでけっこうこわかったです。 私は、高学年(こうがくねん)の時(とき)に飼育係(しいくがかり)をやっていました。 ミンクのえさは駅前(えきまえ)にあるゆりストアの精肉売場(せいにくうりば)で、 いらない肉や骨(ほね)をわけてもらっていました。 それをもらいに行くのは飼育係のしごとでした。 |
ある日、私が友だちといっしょに精肉売場でえさの肉をもらい、用意(ようい)してもらった店内(てんない)カゴに入れて学校まで運(はこ)んでいました。 すると、ゆりストア前の横断歩道(おうだんほどう)を渡(わた)ったところで、店員(てんいん)がおいかけてきて声(こえ)をかけられました。 レジをとおさずにカゴをもって出てきたので万引(まんびき=どろぼうのこと)と間違(まちが)えられたのです。 ほんとうにびっくりしました。 もちろん、すぐにわかってもらえました。 いつものことなのに、店員さんのほうがなれていなかったのでしょう。 ガリ版刷(がりばんず)りの当時(とうじ)の飼育当番表(しいくとうばんひょう)が手元(てもと)にのこっていました。 別(べつ)ページに掲載(けいさい)しておきました。 ご覧(らん)ください。 |