<義理の親族の呼び名>
表3の義理とは「狭義の義理」のことで、結婚や縁組による内の結婚によるものである
義理を付けた方が正確であるが、一般的には付けない事が多い(血族の呼び名を準用)
※姻族和名:旧民法下の家制度の想起力は薄れつつあり、現用する習俗的呼称として掲げた
(日本国憲法の制定に伴い戦前の家制度に基づく概念・言葉等は・法的には存在しない)(憲法や男女共同参画社会基本法に謳われた「家族」という概念の再構築が今後の課題)
自分の配偶者(夫/妻)の呼称・愛称 ⇒ 主人、亭主、旦那、家内、女房、奥さん…
~ 自分の配偶者の血族の呼び名は ~ 書くと話す、在不在、親近度、内外等、状況を考えながら適切に使い分ける必要がある
例:義母の呼称文面敬称:岳母 … 自分や他人が文面で自分の配偶者の母を敬称 相手文面:お母様 … 自分の配偶者の母に宛てた文面で相手を呼称 親族識別:義母・姑 … 自分が他人に指し示す際の自分の配偶者の母 相手面前:お義母さん … 相手の面前では互いの身分をわきまえて呼ぶ 第三者が:お姑さん … 自分に向けて他人が自分の配偶者の母を指す
冠婚葬祭や親族行事において「既婚者は配偶者同伴の上で出席」の場合は
広義の義理の関係の方も一緒の方が親族から見ても自然ではないだろうか
広義の義理の例:配偶者の兄弟姉妹の配偶者
・自分が夫の場合→妻の兄嫁、妻の弟嫁、妻の姉の旦那、妻の妹の旦那 ・自分が妻の場合→夫の兄嫁、夫の弟嫁、夫の姉の旦那、夫の妹の旦那 義兄・義弟・義姉・義妹と呼ぶ以外に他人行儀でない適当な呼び方がない
広義の義理の例:子の配偶者の父母大正要綱
・子の配偶者の父母は、既婚者は配偶者同伴以上に広義より狭義に近い 親戚ではないが、子の結婚式に双方の両親出席、年賀状、孫の祝事等 娘や息子の結婚相手の親の呼称は、自分の義父母呼称を流用するしかない
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<親族個別名対比>
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HP作成者:中村三郎,船橋市咲が丘 |