奥村泰之の情報公開

著者: 奥村泰之
所属:独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 社会精神保健研究部 外来研究員
連絡先:ページ末のe-mail address

 

新着情報

  • これほど更新がないと,仕事をしていないか病気かと思う方もいらっしゃるでしょうが,
    仕事が滞ってしまい,アウトカムに結びつかないという,歯がゆい状態で第1四半期が過ぎてしまいました。
    さて,日本大学大学院国文学専攻の非常勤講師として
    9/25(土),10/2 (土) の2日間にわたり計4時限の
    Rの講義を担当致します (コーディネーター: 荻野綱男先生・田中ゆかり先生)。
    受講生は,Rを学習する前に…を読了して,ブラインドタッチ等の技術を向上させておいて下さい。
    短い時間のおつきあいとなりますが,
    受講生の今後の発展を願い,あまり難しいことには触れず,
    Rの学習を通して,統計情報の読み方と基礎的な分析のリテラシーを高めて頂くことを主眼と致します。
    第2四半期は,少しアウトカムの改善がみられるよう尽力致します。(2010/7/27)

  • 我々の論文 (臨床精神薬理 13 (2): 317-325, 2010) に対する意見 (追加,討議) として,
    長嶺敬彦先生によるletter to the editorが掲載されていました。
    どきどき (びくびく) しながら,拝読いたしました。
    貴重なコメント及び追加の討議を賜り,ありがとうございます。
    文献情報は,以下のものになります。
    長嶺敬彦: 糖尿病を合併した統合失調症患者に,olanzapineやquetiapineが使用できないことの功罪. 臨床精神薬理 13 (5): 973-976, 2010. (2010/5/12)

  • R 2.11.0用にWindowsユーザーのためのR/Tinn-Rを修正しました。
    R 2.10.0以降は、インストール時に文字化けをするため、R2.9.2の使用を推奨しておりましたが、
    「自分が作成したパッケージrpsychiが使えない」というアンビバレントな推奨をしていたことに気づきました。(2010/5/8)

  • 古くなっているR雑記の一部を追記・更新致しました。(2010/4/29)

  • 第3著者の論文が受理されました。統合失調症の初回入院患者において,非喫煙者と比べ,喫煙者の再入院率は1.8倍であることを後方視的コホート研究により示しております。精神科においても,敷地内全面禁煙を促進する必要があることを実証しております。この研究は,私が喫煙者の時代に実施したので,とりわけ思い入れがあります。私は,データ解析,方法と結果の執筆を担当致しました。文献情報は,以下のものになります。
    Kobayashi M, Ito H, Okumura Y, Mayahara K, Matsumoto Y, Hirakawa J: Hospital readmission and first-time admitted patients with schizophrenia: Smoking patients had higher hospital readmission rate than non-smoking patients. International Journal of Psychiatry in Medicine. in press. (2010/4/7)

  • 独立行政法人になった関係で,所属機関の名称等が変わりました。(2010/4/1)

  • Depression Frontierに原稿を執筆させて頂きました。
    慢性身体疾患 (がん,心疾患,筋骨格系疾患,呼吸器系疾患,神経系疾患,糖尿病) を患うと,
    うつ病を併発することが非常に多いです。
    しかし,多くの患者さんは,うつ病を併発していることは気づかれていません。
    そうすると,慢性身体疾患の予後が悪くなるので,うつ病に対してアプローチする必要があるといわれています。
    そのうつ病のアプローチのガイドラインが,昨年,英国国立医療技術評価機構 (NICE) から提出されました。
    本論文では,このNICEによる「慢性身体疾患を有する成人におけるうつ病の治療と管理」のガイドラインを紹介しています。
    オリジナリティが低い論文ですが,NICEガイドラインに慣れていない方が,
    NICEガイドラインを参照する動機付けを持つきっかけになることを願って執筆しております。
    引用情報は以下のものになります。
    奥村泰之,桑原和江,伊藤弘人: 身体疾患に伴ううつ病: NICEガイドライン. Depression Frontier 8 (1): 82-88, 2010. (2010/3/29)

  • 先日のアクセプトされた統合失調症と糖尿病の関連についての論文の第2弾が,オンラインで入手可能となりました。
    Okumura Y, Ito H, Kobayashi M, Mayahara K, Matsumoto Y, Hirakawa J (in press) Prevalence of diabetes and antipsychotic prescription patterns in patients with Schizophrenia: a nationwide retrospective cohort study. Schizophrenia Research. (2010/3/23)

  • 私にとって最長の審査/印刷期間 (私の平均は256日のところ,420日) を要した第1著者の論文が印刷されました。
    大学院時代に (非常に難解で人気がないため) 博士論文と平行して推進した研究である
    「うつ病には,正常と異常を分ける明確な境界があるか」に関する論文です。
    「〜スペクトラム」「〜傾向」「アナログ研究」等の用語を使うことのある研究者に対して,
    研究法を再考して頂くためのメッセージをお伝えしております。
    2010年3月に印刷されたものですが,正式な引用情報は,なぜか2009年になり,以下のものになります。
    奥村泰之, 坂本真士: 抑うつの連続性議論: より質の高い研究に向けての提言. 心理学評論 52 (4): 504-518, 2009. (2010/3/15)

  • Rによる論文の審査/印刷期間の管理図 を記載しました (2010/2/21)

  • 約1年ぶりに第1著者の英語論文がアクセプトされました。
    (アイデンティティを脅かす) 統合失調症と糖尿病の関連についての論文の第2弾です。
    本研究の目的は,(1) 全国の統合失調症患者と一般住民と比較して,糖尿病の有病率どの程度異なるかを検討すること,
    (2) 統合失調症患者の中で,糖尿病を併発している者は,併発しない者と比べて,抗精神病薬の処方が異なるかを検討することです。
    結論として,抗精神病薬の種類にかかわらず,糖尿病を併発した症例には,血糖モニタリングを定期的に行い,
    効能とリスクのバランスを考慮して抗精神病薬を処方する必要があることを示しています。
    この研究にお手伝いいただいた,多くの先生方に深謝いたします。
    文献情報は,下記のものになります。
    Okumura Y, Ito H, Kobayashi M, Mayahara K, Matsumoto Y, Hirakawa J (in press) Prevalence of diabetes and antipsychotic prescription patterns in patients with Schizophrenia: a nationwide retrospective cohort study. Schizophrenia Research. (2010/2/19)

  • 「老年精神医学雑誌」の基礎講座である「老年精神医学研究の進め方と発表の仕方」に執筆させて頂きました。
    検定力分析,効果量および信頼区間の報告が普及していないことを示し,
    それらの報告の重要性を示している論文です。
    本論が,研究を行う多くの方のお役に立てると幸いです。
    文献情報は,下記のものになります。
    奥村泰之・伊藤弘人 (2010) 統計学・推計学的方法: 老年精神医学研究に求められる検定力分析,標本効果量および信頼区間. 老年精神医学雑誌, 21, 93-100. (2010/2/17)

  • Rのパッケージを開発しました。私がRを使い始めたときから,じっくりと開発を進めてきたものですので,
    6年間ほどの研究期間を費やしているという,もっとも息が長い研究になりました。
    精神医学,精神科看護学,臨床心理学のためのパッケージ (rpsychi) と命名しております。
    命名からは外れ,ほとんどの行動科学で使用可能ですが。。。
    主に,論文に公開されているような情報 (平均値や標準偏差) から検定を行い,
    効果量と信頼区間を求めるものです。
    検定力分析やメタ分析をする際に,活用できるよう意図して作っております。
    なお,随時,関数を追加していく予定です。
    皆様の研究のお役に立てると幸いです。

    なお,社会言語科学会の冬期講習会 (2009/12/19 10:00-17:00 於: 日本大学文理学部) に御参加された方は,
    本パッケージのベータ版を使用していただきました。
    今後は,CRANからrpsychiをダウンロードして使用していただくよう,お願い申し上げます。(2010/2/5)


  • 第1著者の論文が2本,第2著者の論文が1本,印刷されました。
    特に,統合失調症は初めての研究だったので,思い入れの強いものになりました。
    非定型抗精神病薬のうちオランザピンとクエチアピンは,糖尿病のリスクが高いと言われておりますが,
    そのエビデンスは必ずしも十全ではないことを示しています。
    これらの研究にご協力頂いた先生方に,御礼申し上げます。文献の情報は,下記のものになります。
    奥村泰之・三澤史斉・中林哲夫・伊藤弘人 (2010) 統合失調症患者への非定型抗精神病薬治療と糖尿病のリスク:メタ分析. 臨床精神薬理, 13, 317-325.
    奥村泰之・藤田純一・野田寿恵・伊藤弘人 (2010)「科学的根拠に基づく実践を適用することへの態度尺度 (EBPAS)」日本語版の心理測定学的特徴の検討. 精神医学, 52, 79-85.
    Ito, S., Okumura, Y., & Sakamoto, S. (2010) Sex differences in the Schizotypal Personality Questionnaire Brief among Japanese employees and undergraduates: A cross-sectional study. Personality and Individual Differences, 48, 40-43. (2010/1/18)

     

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