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奥村泰之の情報公開
著者: 奥村泰之 所属:国立精神・神経センター 精神保健研究所
社会精神保健部 外来研究員
連絡先:ページ末のe-mail address
新着情報
- 私にとって最長の審査/印刷期間 (私の平均は256日のところ,420日) を要した第1著者の論文が印刷されました。
大学院時代に (非常に難解で人気がないため) 博士論文と平行して推進した研究である
「うつ病には,正常と異常を分ける明確な境界があるか」に関する論文です。
「〜スペクトラム」「〜傾向」「アナログ研究」等の用語を使うことのある研究者に対して,
研究法を再考して頂くためのメッセージをお伝えしております。
2010年3月に印刷されたものですが,正式な引用情報は,なぜか2009年になり,以下のものになります。
奥村泰之, 坂本真士: 抑うつの連続性議論: より質の高い研究に向けての提言. 心理学評論 52 (4): 504-518,
2009. (2010/3/15)
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Rによる論文の審査/印刷期間の管理図 を記載しました (2010/2/21)
- 約1年ぶりに第1著者の英語論文がアクセプトされました。
(アイデンティティを脅かす) 統合失調症と糖尿病の関連についての論文の第2弾です。
本研究の目的は,(1) 全国の統合失調症患者と一般住民と比較して,糖尿病の有病率どの程度異なるかを検討すること,
(2) 統合失調症患者の中で,糖尿病を併発している者は,併発しない者と比べて,抗精神病薬の処方が異なるかを検討することです。
結論として,抗精神病薬の種類にかかわらず,糖尿病を併発した症例には,血糖モニタリングを定期的に行い,
効能とリスクのバランスを考慮して抗精神病薬を処方する必要があることを示しています。
この研究にお手伝いいただいた,多くの先生方に深謝いたします。
文献情報は,下記のものになります。
Okumura Y, Ito H, Kobayashi M, Mayahara K, Matsumoto Y, Hirakawa
J (in press) Prevalence of diabetes and antipsychotic prescription
patterns in patients with Schizophrenia: a nationwide retrospective
cohort study. Schizophrenia Research. (2010/2/19)
- 「老年精神医学雑誌」の基礎講座である「老年精神医学研究の進め方と発表の仕方」に執筆させて頂きました。
検定力分析,効果量および信頼区間の報告が普及していないことを示し,
それらの報告の重要性を示している論文です。
本論が,研究を行う多くの方のお役に立てると幸いです。
文献情報は,下記のものになります。
奥村泰之・伊藤弘人 (2010) 統計学・推計学的方法: 老年精神医学研究に求められる検定力分析,標本効果量および信頼区間.
老年精神医学雑誌, 21, 93-100. (2010/2/17)
- Rのパッケージを開発しました。私がRを使い始めたときから,じっくりと開発を進めてきたものですので,
6年間ほどの研究期間を費やしているという,もっとも息が長い研究になりました。
精神医学,精神科看護学,臨床心理学のためのパッケージ (rpsychi)
と命名しております。
命名からは外れ,ほとんどの行動科学で使用可能ですが。。。
主に,論文に公開されているような情報 (平均値や標準偏差) から検定を行い,
効果量と信頼区間を求めるものです。
検定力分析やメタ分析をする際に,活用できるよう意図して作っております。
なお,随時,関数を追加していく予定です。
皆様の研究のお役に立てると幸いです。
なお,社会言語科学会の冬期講習会 (2009/12/19 10:00-17:00
於: 日本大学文理学部) に御参加された方は,
本パッケージのベータ版を使用していただきました。
今後は,CRANからrpsychiをダウンロードして使用していただくよう,お願い申し上げます。(2010/2/5)
- 第1著者の論文が2本,第2著者の論文が1本,印刷されました。
特に,統合失調症は初めての研究だったので,思い入れの強いものになりました。
非定型抗精神病薬のうちオランザピンとクエチアピンは,糖尿病のリスクが高いと言われておりますが,
そのエビデンスは必ずしも十全ではないことを示しています。
これらの研究にご協力頂いた先生方に,御礼申し上げます。文献の情報は,下記のものになります。
奥村泰之・三澤史斉・中林哲夫・伊藤弘人 (2010) 統合失調症患者への非定型抗精神病薬治療と糖尿病のリスク:メタ分析.
臨床精神薬理, 13, 317-325.
奥村泰之・藤田純一・野田寿恵・伊藤弘人 (2010)「科学的根拠に基づく実践を適用することへの態度尺度 (EBPAS)」日本語版の心理測定学的特徴の検討.
精神医学, 52, 79-85.
Ito, S., Okumura, Y., & Sakamoto, S. (2010) Sex differences
in the Schizotypal Personality Questionnaire Brief among Japanese
employees and undergraduates: A cross-sectional study. Personality
and Individual Differences, 48, 40-43. (2010/1/18)
- 今年も,そろそろ終わりに近づきました。
本Webサイトは,創始期のタイトルこそ違うものの2003年に開設後,ついに7年もの歳月が経ってしまいました。
大学院生になる前から始めているのでありますが,
今年ようやく私も大学院を卒業し,気づいたら,もう三十路です。
昨年はURLの変更によりアクセス数が大幅に落ちる (70%減少) など,
苦難がありましたが,今年はだいぶ改善し,最盛期 (2007年) の40%減程度に回復致しました。
いつも,御覧頂いている皆様に深謝致します。
面白い内容ではないですが,今年最後の目標管理のために,2009年の課題と反省
(妄想/妄言)と2010年の課題と反省
(妄想/妄言)を記載致しました。
来年もよろしくお願い申し上げます。(2009/12/26)
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