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無料統計ソフトRで心理学

雑多な知識: 3. Rを学習する意義とデメリット

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

言い尽くされていると思いますが,心理学でRを使うメリット・デメリットを考えてみます。EXCELでデータ解析をするのは論外として,比較としてSASを取り上げてみます。

  SAS R
マニュアル 英語ならば無料
日本語ならば有料
英語でも日本語でも無料
参考書(和書)
参考書(洋書) UCLAのHPSAS社のHPに多くの参考書の生データとSASプログラムが公開されている 無料の参考書がCRANに公開されている
RjpWikiRやS言語のプログラムが載っている書籍リストが纏められている

 

こうしてみると,どちらの統計ソフトともに,「英語に抵抗がなければ」,マニュアルに関しては問題がないことがわかります。しかし,参考書に関して言えば,和書・洋書共に,現在のところ,伝統の長いSASの方が,充実していることは間違いないでしょう。Rは,無料であり優れたソフトウェアだと思いますが,「それぞれの分野にあったユーザー向けのわかりやすい書籍が少ない」ことが,デメリットだと思います。

SPSSを比較対象に入れると,「東京図書」のユーザー向けの書籍が大量に発刊されてますので,R本の少なさは,より顕著だと感じます。もちろん,あと数年すれば情況は一変すると思いますが・・・

一方,Rのメリットに注目してみると,高機能な点も重要ですが,「無料であること」が最も重要だと思います。

  1. 無料だから,卒業した後,どこに行っても使える
  2. 無料だから,自宅で,いつでも使える
  3. Rwebがあるから,出張中でも使える

このような特徴があるため,生涯学習の観点から学生のメリットを考えて, Rの講義をしてくれる大学が,徐々に増えていくと予想されます。より詳しいRと他のソフトウェア (SAS/SPSS/STATA) の比較は,以下の資料ををご参考下さい。

Burns, P. (2006). R Relative to Statistical Packages: Comment 1 on Technical Report Number 1 (Version 1.0) Strategically using General Purpose Statistics Packages: A Look at Stata, SAS and SPSS (Technical Report Series, Report Number 1, Comment 1). Statistical Consulting Group: UCLA Academic Technology

目次: 雑多な知識

Rの導入に関するポイントを書いています。

  1. テキストエディタを使用する
  2. 潜在変数を扱うモデルはRでは,今のところ使わないでおこう
  3. Rを学習する意義とデメリット
  4. Rを学習する前に…
  5. 「Rは大変だから勉強しないでおこう」と思う前に…
  6. Rによる関数の作り方
  7. Rによるシミュレーション

 

 

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目次: 無料統計ソフトRで心理学

勉強会

練習

関数の調べ方

雑多な知識

  1. テキストエディタを使用する
  2. 潜在変数を扱うモデルはRでは,今のところ使わないでおこう
  3. Rを学習する意義とデメリット
  4. Rを学習する前に…
  5. 「Rは大変だから勉強しないでおこう」と思う前に…
  6. Rによる関数の作り方
  7. Rによるシミュレーション

R雑記

  1. 海外でのRの普及状況
  2. データマイニング
  3. コンジョイント分析
  4. 欠損値処理
  5. 効果量
  6. 潜在変数を仮定するモデル
  7. Rの教育
  8. メタ分析
  9. 心理学におけるRの普及
  10. 2005年度の普及
  11. Rを薦める・薦めない
  12. 心理学におけるRの普及II
  13. 教科書,マニュアルを読むこと
  14. 2006年度の普及
  15. 統計学 (R) の勉強会
  16. 反R派・信仰派?
  17. Rと論文
  18. How to 学習
  19. 統計ユーザーとしての基準
  20. RとOS/ブラウザ
  21. 2007年度の普及
  22. 初学者が陥りやすい罠
  23. Rを薦める・薦めないII
  24. 心理学におけるRの普及III
  25. キャリアパスと統計学
  26. 医学における検定力,効果量,区間推定
  27. 精神科領域のためのRパッケージ
  28. Rによる論文の審査/印刷期間の管理図
  29. 精神科領域におけるデータ解析環境Rの使用論文
  30. 統計学 (R) の勉強会 (研究会) II
  31. ポスドク問題と統計学
  32. 5年後のあなたへ
  33. データサイエンティスト一考

リンク集

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

著者: 奥村泰之 (Curriculum Vitae)
所属: 公益財団法人 東京都医学総合研究所 精神行動医学研究分野 心の健康プロジェクト 主席研究員
e-mail: yokumura @ blue.zero.jp
Researchmap: http://researchmap.jp/yokumura/
ResearchGate: https://www.researchgate.net/profile/Yasuyuki_Okumura/
Google Scholar: http://scholar.google.com/citations?hl=en&user=c9qyzRkAAAAJ
facebook: http://facebook.com/okumura.yasuyuki
Twitter: http://twitter.com/yachu93