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臨床疫学研究における報告の質向上のための統計学の研究会
第8回 傾向スコア分析
要項など
発表内容の抜粋
(1)
(2)
無作為割り付けのある介入研究と,観察研究を比較した際に,共変量により治療法が選ばれる確率が異なることの説明がありました。
観察研究の限界に対して,傾向スコアにより擬似的に実験の環境を作り出せることの説明がありました。
(3)
(4)
傾向スコアの概念的な説明がありました。
傾向スコア分析の手続きの中で,群間のバランスの確認法として,C統計量などは利用すべきでなく,標準化効果量を利用すべきとの説明がありました。
(5)
(6)
共変量が量的変数の場合の標準化効果量の定義式の説明がありました。
傾向スコア分析を使用した2つの研究について,詳細な説明がありました。ここでは,Maciejewski ML et al (JAMA 305: 2419–26, 2011) について抜粋します。
調査対象について説明がありました。
利用しているマッチング法の詳細と効果の推定法の説明がありました。
マッチング前の共変量は群間でバラツキがあることの説明がありました。
効果の推定結果の説明がありました。
傾向スコア分析の手順の説明がありました。
傾向スコア分析の適正報告調査 (Reporting Guidelineに従っているかを調べている研究) の一覧を示しました。
適正報告調査のうち,Austinの3研究を基に,報告すべき内容を順に説明しました。
バランスの確認の記載の仕方の好例を示しました。
関連資料
【入門書】
【入門論文】
【適正報告調査】
目次: 臨床疫学研究における報告の質向上のための統計学の研究会
What's New
著者: 奥村泰之 (Curriculum Vitae) 所属: 一般社団法人 臨床疫学研究推進機構 代表理事 e-mail: yokumura @ blue.zero.jp Researchmap: http://researchmap.jp/yokumura/ ResearchGate: https://www.researchgate.net/profile/Yasuyuki_Okumura/ Google Scholar: http://scholar.google.com/citations?hl=en&user=c9qyzRkAAAAJ facebook: http://facebook.com/okumura.yasuyuki Twitter: http://twitter.com/yachu93